「常連さんから『どこに保管したら当たる?』と聞かれたので『この暑さだから、冷蔵庫で冷やしてあげれば』と軽い気持ちで答えたんですよ。そうしたら、後日その人がニコニコした顔でやってきて『言われたとおりにしたらホントに当たった』と高額当せんの報告に来てくれました」

 

こう話すのは、宝くじ売り場『新宿西口小田急線のりば前』の人気販売員・小古田綾子さん。今年も西日本を中心に猛烈な暑さが続く日本列島。サマージャンボの抽せん日(8月13日)まで、宝くじはいったいどこに保管しておくのがよいのだろう?

 

宝くじ公式HP(全国自治宝くじ事務協議会)の宝くじ長者白書を見ると、机の引出しや神棚・仏壇とならんで、第6位に冷蔵庫がランキングされている。宝くじ研究家の山口旦訓さんは次のように話す。

 

「たしかに冷蔵庫に保管する人は多いですね。理由は、宝くじが休むのにちょうどよい温度とか、火災や盗難よけになるなどさまざま。愛知県の48歳の主婦は、サマージャンボをバラで20枚購入し冷蔵庫に保管していたところ、3等1千万円に当せん。新聞で確認したとき『当たったわ』と大声で叫んでしまったとか」

 

ほかにも、年末ジャンボで家族親類合わせて10人でグループ買いをして、みごと2等1億円を当てた岡山県の主婦のM子さんのケースがある。幹事役のM子さんが大安の日に計100枚を購入。保管場所をみなに相談したところ『M子さん宅の冷蔵庫』ということで意見が一致。それが幸運を招いたらしい。

 

「大阪のKさんは、いつもは冷蔵庫に保管していたのですが、グリーンジャンボを購入した際、たまたま車中にクーラーボックスがあり、これも冷蔵庫の一種だろうと入れたら2等1千万円。やはりひんやり閉じ込めておくのがいいんでしょうか」(山口さん)

 

まさに猛暑のサマーにうってつけの保管場所が冷蔵庫といえそうだ。それにしても、なぜこんなに大当たりを呼ぶのだろうか?中国・江蘇省生まれの祖父から風水の極意を学んだ華僑3代目の風水師・張真紀さんはこう解説する。

 

「古代中国では、お金を壺の中に入れ地中に保管すると増えるとされてきました。ひんやりと静かで暗い場所。いまでいえば、もっとも近いのが冷蔵庫なんです」

 

中国ではお金を『来客』にたとえる。地中の静かなところでゆっくり休んでいただくのだが、お金は寂しがり屋なので「ここはいいところ」と“仲間”を呼び始めるという。宝くじも紙幣と同じ。ぜひ居心地のよいところに保管しよう!

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