資産が半分になった人も…「ノックイン投資信託」に気をつけろ 

国民生活センターにノックイン投資信託についての苦情が数多く寄せられている。そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんに、ノックイン投資信託のカラクリとそのリスクを、またオススメの投資信託について語ってもらった。


ノックイン投資信託とは、日経平均株価が一定以上値下がりしない限り、元金と利息が保証される投資信託。金融機関の窓口で「リスクを限定・軽減」「高金利」などとうたって販売しているために、預金よりもいいのではないかと思い手を出してしまった人が多いようです。


問題なのは、2割下落分までは元本保証されるという条件の商品があるのですが、それを顧客に理解させないで販売していたということ。結果的にはこの5年間、日経平均は5割も下落してしまいました。’07年7月の平均は1万7千円だったのに、今年の最安値は8千238円まで下落しています。

おそらくこのノックイン型投資信託を5年前に買って、今年満期を迎える人は、この下落のあおりをもろに受けたのでしょう。資産が半分に目減りしてしまったという人も続出しているようです。投資にリスクはつきもの。絶対に安全な投資信託はありません。

それでも、どうしても投資信託を保有したいというのであれば、できるだけシンプルなものを検討してみましょう。ある特定の指標に連動(たとえば日経平均株価、東証株価指数など)して値動きする、インデックス・ファンドなどです。こちらはいつでも解約できるので値上がりした時点で値上がり益を受けられ、下がり始めたと思ったら、その時点で損が拡大しないうちに解約することができます。

ただし投資にリスクはつきもの。絶対に安全な投資信託はありません。大切なお金を目減りさせないよう、投資はあくまで慎重に。現金を大事に、預貯金最優先で考えて下さい。

 

 

 

 

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