国民生活センターに相談が殺到!「ノックイン投資信託」の恐怖 

経済ジャーナリストの荻原博子さんは「ノックイン投資信託」の恐怖のリスクについてこう説明してくれた。


「5年前に買った投信が半分になって……」「騙された!」といった苦情が国民生活センターに寄せられているそうです。同センターでは、ここ数年、投資信託に関する相談が1千792件(’11年度)寄せられ、特にノックイン投資信託については、注意を喚起していました。この投資信託には、次のようなリスクがあります。


あらかじめ決められた水準になるか、これを超えれば、繰上げ償還(払い戻し)されて終了する。また、決められた水準に達しないで満期を迎えると損失を出して償還され、終わってしまうのです。

つまり値上がりしてもそれほどうまみがなく、一定以上値下がりしたらそれなりのリスクをかぶらなければならない。さらにもっとも困るのは、日経平均が下がってきても中途解約できないケースが多いこと。下落してきて「だめだ!」「もうやめたい」と言っても満期まで保有し続けるしかないのです。

こんな危険な商品ですから「騙された」と嘆く方も多いと思います。しかし、そもそも金融機関の窓口で説明を受けても、理解できないほど複雑な投資信託などは買ってはいけないのです。投資信託は投資商品なので、以下のようなリスクがあることをしっかり頭に入れておきましょう。

�元本割れすることがある。�売買手数料、信託報酬がかかる。�わかりにくいオプション(条件付き)商品がある。�モノによっては中途解約できない。