生のリアルなパフォーマンスは笑いや感動を呼び起こし、必ず明日のあなたの心の糧になる。暇な休日はふらっと大道芸のハシゴに出かけませんか?そこで、一度は生で体感したい!編集部が厳選した「今見るべき大道芸人」BEST3を紹介!

 

【Performer SYO!】ジャグリング&ローラーバランス

高く積み上げられた不安定な筒と箱の上に乗り、火のついたたいまつをジャグリングするハイレベルなパフォーマンス。SYO!さんは弱冠20歳にして芸歴10年という、同業者の誰もが認める日本トップレベルの大道芸人だ。

 

「僕はただ難しい技をやるというよりも、いかにお客さんに楽しんでもらえるかを追求して構成を考え、日々練習しています。たとえば僕より技がうまいジャグラーさんなんてたくさんいますが、その人たちよりお客さんを楽しませ盛り上げる自信があります」(SYO!さん)

 

【聖寿】クローズアップマジック

プロマジシャンとして10年以上、結婚式での司会&マジック、マジックバー、イベントや営業と第一線で活躍してきた聖寿さん。巧みな話術と美しく聞きやすい声が最大の武器。そして、ハイレベルなマジックテクニック。周りを360度囲まれた状態で、クローズアップマジックだけで大道芸として成立させるショーは唯一無二の聖寿スタイルだ。

 

「大道芸を始めたおかげで、圧倒的に見ていただけるお客様の人数が増えました。そこからつながる営業も増えましたし、以前より収入面でも稼げるようになり、1円の重みに感謝できるようになりました」(聖寿さん)

 

【Syan】バルーンパフォーマンス

美しい音楽に合わせ、華麗な動きで次々に大作を作り出すさまは、本物の魔法使いのよう。何もないところからいきなり風船が出てきたかと思えば、風船の色が途中で変わったり。さらには割れた風船の中から、ほかの作品が出てきたり。子供のころに遊園地などで見かけた風船おじさんとは何もかもが別次元だ。

 

「エアひねりって言うんですけど、手を動かしながら、頭の中でイメージして5回くらい作ってみるんです。それで精度の高そうなレシピを実際にバルーンで作ってみて、すぐにできることもあれば、ちょっとイメージと違ってやり直すこともあります。基本は何かの作り方の応用なので、ギターのコード進行みたいなものですかね。よくあるコードを組み合わせて、それをつなぎ合わせて一筆書きで作ると思っていただければ(笑)」(Syanさん)

 

4月は、横浜『第40回 野毛大道芸』(4月25・26日)や、京都『KYOTO大道芸祭2015』(4月19日)など、東西で大道芸の大型イベントがめじろ押し!情報をチェックして、ぜひ出かけてみてはいかが?

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