画像を見る

「タイムバンク」や「スマートニュース」など、割引クーポン付きアプリが増えている。割引クーポン付きアプリは新聞チラシなどより安く、来店客に届きやすいため広告効果が高いといわれているため、今後もどんどん増えていくことが予想される。そんな割引クーポン付きアプリについて、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。

 

最近『フニクリ・フニクラ』のリズムにのって「半額」と連呼するテレビCMをよく見かけます。スマホアプリ「タイムバンク」のクーポン配信を宣伝するCMです。

 

タイムバンクには、「ローソン」などで使えるクオカード500円分が半額の250円で買えたり、ファミリーレストラン「すかいらーく」の優待券500円を買えば250円キャッシュバックといった実質半額のクーポンが並んでいます。レストランや旅館の優待券、なかには9割引きのエステ券などもあります。

 

使い方は、無料アプリをダウンロードし、電話番号などで会員登録。商品を選んで、クレジットカードか、あらかじめコンビニなどでチャージした中から支払います。

 

ここで注意したいのが手数料です。アプリへの入出金には、5万円未満1回につき540円の手数料が必要です。手数料がかからないクレジットカードを使いましょう。

 

その後、購入したクオカードや優待券は、アプリの「チケット」欄に保存されますから、使うときは提示しましょう。クオカードなどで使いきれなかった残金は、現金を足して無駄なく使えます。

 

ただ、レストランや宿泊などの場合、支払い後でないと予約が取れません。予約が取りづらい時期もありますから、優待券の有効期限と自分の予定、両方に余裕があるかをよく確認してください。

経済ジャーナリスト

【関連画像】

関連カテゴリー: