森永製菓「inゼリー」公式サイトより 画像を見る

「10秒チャージ」のキャッチコピーでも知られる森永製菓のゼリー飲料「inゼリー」。誰もが知る人気商品だが、発売から30周年を迎える今、密かな“ブーム”が訪れている。

 

2月8日に行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」の第4局では、藤井聡太八冠(21)が3連覇を達成したが、対局中、藤井八冠のそばには「inゼリー」の「ブドウ糖」が。しかも2つ置かれていた。

 

これにSNS上では《藤井聡太の手元にブドウ糖のinゼリーあった》《藤井聡太もinゼリーブドウ糖飲んでるやんやっぱ集中力上がるんか》と、たちまち話題に。

 

これに限らず、最近「inゼリー ブドウ糖」が、「飲むと勉強に集中できる」と受験生を中心に話題になっているのだ。SNS上では《今日inゼリーのラムネ飲んでみたけど確かに集中力エグい持続する》《たしかにラムネ味のinゼリーは集中力が出る》などと、実際に飲んで勉強に臨んだ人の感想が多く寄せられている。

 

しかし、そうした反響の大きさもあってか、《例のinゼリーだけ明らかに品薄状態だった》《inゼリーのブドウ糖、バズったせいかスーパーで品薄ですね》と、残念ながら手に入らなかったことを報告する声も多く寄せられていた。

 

そこで、実際の反響や欠品への対策について、販売元の森永製菓の広報担当者に話を聞いた。

 

実は「inゼリー ブドウ糖」が発売開始したのは、’20年9月と少し前。藤井八冠や受験生に重宝されている状況は“想定内”のようだ。

 

「『考えるためのエネルギー』と記載しておりますとおり、勉強はもちろん、仕事中や将棋などのマインドスポーツといった“考える”シーンで少しでもお役に立てればと思っています」(以下、カッコ内は担当者)

 

そして、商品の売れ行きについては「販売している店舗の情報をお求めになるお客様からの問い合わせは増えております」とした上で、「実際に我々が想定するシーンを含め、多くの場面でお飲みいただけている」と実感しているそう。

 

また、あまりの人気ぶりから在庫をめぐって、ブドウ糖の補給は低血糖の症状を持つ人にも需要があることから、「本当に必要な人がいる」とSNS上で議論に発展したことも。

 

こうした状況について見解を聞くと「当社としては、購入を希望される方に商品が行き届くよう、生産体制の強化を検討してまいります」ということだった。

出典元:

WEB女性自身

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