「和菓子の日」の由来は、848年6月16日に、仁明天皇が16個のお菓子やお餅などを神前にお供えして健康招福を祈願したこと。そこで和菓子の定番、“東京おいしい大福はこれ!”ベスト10ランキングを。選者は料理ジャーナリスト・並木麻輝子さん、1級フードアナリスト・里井真由美さん、スイーツライター・chicoさんの3人。

 

〈第10位〉茂助だんご「きび大福(こし餡)」360円(6個入り)

「餅の中のきびのツブツブが心地よく、独特の食感に」(並木)

 

〈第9位〉新杵「焼大福(こし)」583円(6個入り)

「焼き目をつけて、香りまで楽しめるようにしているのはさすが」(里井)

 

〈第8位〉菓匠 正庵「あんず大福」194円

「餡と杏の間にさらに薄い餅入り。食感の違いまで考慮した職人のこだわりが」(並木)

 

〈第7位〉つ久し「黒豆大福」190円

「ほかでは出会えない塩味の黒豆入り。赤えんどう豆よりも主張ある味」(並木)

 

〈第6位〉いちや「いちやの大福」162円

「北海道産高級大粒小豆『豊祝』を使用したつぶ餡がまろやかですっきり」(里井)

 

〈第5位〉和栗や「栗薫大福」350円

「栗餡だけでなく、餅にも和栗の渋皮煮を入れている徹底ぶりは、脱帽もの」(里井)

 

〈第4位〉喜田屋「豆大福」140円

「つぶ餡が餅というより、“豆で覆われている”という表現がぴったり」(chico)

 

〈第3位〉瑞穂「豆大福」216円

こし餡派の支持が高く午後には完売する人気店。

「すべすべでやわ肌のような餅が厚めで存在感十分。こし餡と豆が見事に調和」(chico)

「軟らかい餅は餡となじんで、上品な味わいです」(里井)

 

〈第2位〉群林堂「豆大福」170円

和菓子通ならだれもが真っ先に挙げる店。

「赤えんどう豆の食感とつぶ餡、餅のバランスがすごくいい」(並木)

「塩気がほどよくきいて、食べ応えのある豆がゴロゴロ入っています」(chico)

 

〈第1位〉松島屋「豆大福」170円

食べ比べを試みた選者たちが「やっぱり、ここが一番!」とうなった老舗。

「全体的にしっかりしたかみ応え。甘さ控えめのつぶ餡に対する豆の量が絶妙」(里井)

「コリッとした豆とコシがありつつやわらかくのびる餅に、どこか野趣味漂う餡が印象的」(chico)

 

「人気店の大福は、本当に素朴重視です。中身は、生クリーム・チョコ・果物などもだいぶ浸透していますが、やはりシンプルな王道の餡入りタイプは外せません」(里井)

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