泉市長 コロナ禍でも冴える手腕、地元のコープで感謝されたことも
画像を見る たびたび「本気」という言葉使う泉市長

 

■明石から始めて、全国に広げる。みんなが幸せになればいい

 

泉市長は「実は市長ってね、すごいんですよ。いや、私がすごいということではなくてね(笑)」と語る。

 

「市長は市の方針を決めるのとお金のこと、この二つに関連する権限が非常に強いんです。『それにお金を使うのは無駄やから止めにしましょう』といえば、一発です。まぁ、やり方によっては、関係者から怒られるのですが(笑)。でも怒られる覚悟でやれば、なんぼでもできるんですよ。言い換えると、既得権益に気を遣ったりしていると何もできません。

 

人事に関しても、市長に権限があります。ですから、私はこども支援の予算を2倍にして担当職員を3倍に増やしました。ただ、これが国レベルの話になると簡単ではないんでしょうね。例えば『厚労省の職員数を3倍にしましょう』なんて、なかなかできません」

 

泉市長は「言ってしまえば、市長は大統領と同じなんですね」といい、こう結ぶ。

 

「市長になることにしたのは、自分の持っているエネルギーや能力、そして人生の残り時間を考えたからです。市長ならば一部とはいえ、日本を変えられるという自信がありました。寿命が200年あるのなら、別の選択肢もあったのかもしれません。

 

今もなお、人生のタイムリミットを考えながら市長をやっている状況です。ですから、明石から日本に変化の波を起こしたい。他の市町村や県、国レベルでこども支援に真剣に取り組んでもらいたい。明石から始めて、全国に広げて。そして、日本に住む全ての人が幸せになればいいなと本気で思っているんです」

出典元:

WEB女性自身

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