6月23日、尼崎市は全市民の住民基本台帳などのデータが入ったUSBメモリを紛失したと明らかにした。その杜撰な管理体制に批判が相次ぐいっぽう、「USBには英数字13桁のパスワードを設定している」と会見で職員が明かしたことによって、ネットでは大喜利状態となっている。
ことの発端は今月21日、新型コロナの給付金支給業務を委託されていた会社の従業員がデータ移管作業の際に、必要なデータをUSBメモリに保存。そして、許可なく鞄に入れて持ち出したことだった。
「従業員はUSBメモリを同市の市政情報センターから大阪府にあるコールセンターへと持ち出しました。そして作業が終わった後、データを削除しないままUSBメモリを鞄に入れて飲食店へ。泥酔した結果、路上で寝てしまい、気付いた時には鞄を紛失していたといいます」（全国紙記者）
尼崎市は23日に会見を開いたが、そこでも不手際が。職員が「USBには英数字13桁のパスワードを設定している」と明かしてしまったのだ。
USBメモリ紛失の経緯もさることながら、パスワードの構成と桁数をバラしてしまうという初歩的なミスーー。その“お粗末さ”から、ネットではパスワードを予想する人が相次いだ。まず最有力候補として、まず「amagasaki2022では？」との声がTwitterで多数上がっている。
《amagasaki2022 おやっ？ 13桁だ》
《amagasaki2022 はい13桁》
《amagasaki2022 の本命感はんぱないね》
また《せめてAmagasaki2022であってほしい》《Amagas@ki2022》《Am@g@saki2022》といった変化球も。さらに尼崎市の市制施行が1916年であるため、《問題のパスワード、Amagasaki1916とかなんじゃないかな》《パスワード、Amagasaki1916と予想》との指摘も出るなど、大喜利状態に。そのいっぽうで、こんな声が上がっている。
《本当に毎年変わる英数ランダム13桁の類推不可文字列であればおよそ担当者が暗記できているとは思えないので盗難されたカバンに一緒に入ってるノートかメモ帳に書かれてるよねきっと》
《このITリテラシーの無さからUSBにメモが貼ってあるんじゃない？っていう意見もありえるな》
《13桁だからってamagasaki2022みたいな単細胞なパスワードかどうかではなく そのUSBメモリの中に「パスワード.txt」があると思うのです》
《カバンの中に13桁の英数字が書かれたメモが入ってそうですよね》
すべての回答が外れていることを祈るばかりだ。
