感染の原因に鼻粘膜の冷え…冬の病気防ぐ「レンチン温かマスク」
画像を見る マスクに一工夫で感染を防ごう

 

■体の中から免疫力アップ! 食べ物で鼻粘膜強化を

 

具体的に、どのようにすればいいのだろうか?

 

「飛沫による感染予防として習慣化されたマスクは鼻粘膜を加温、加湿してくれる効果的なアイテムです。ただしマスクをし続けていると、気がつかないうちに口呼吸になっているケースも少なくありません。鼻粘膜というフィルターを通さない口呼吸では、外気に直接触れるのどに負担がかかり、ぜんそくの悪化や気管支炎などのリスクを高めます。また加温や加湿が十分にされない空気が肺に到達することにより肺機能にダメージを与えてしまいます。ときどき口呼吸になっていないかチェックすることも重要です」

 

またマスクは、寝るときに着用しても効果的だという。

 

「睡眠前に蒸しタオルやホットマスクを利用することも鼻粘膜の強化につながります。たとえば顔の形にフィットさせる金具がない布マスクの表面を少しぬらして電子レンジで適度に加熱して、寝る前につけてもいいでしょう。寝室の湿度は50~60%に加湿しておくとより効果的です」

 

マスクを加熱するときは、安全のために電子レンジから離れないようにしよう。20~30秒を目安に少しずつ温め、必ずワイヤのない布製のマスクを選ぶこと。

 

とりわけ就寝中は、自律神経のなかでもリラックスモードである副交感神経が優位になり血管も拡張。血流がよくなった鼻粘膜のメンテナンスをしてくれるという。

 

「鼻粘膜の強化には睡眠の質を高めることも不可欠。入浴は鼻機能だけでなく眠りの質を高めます。就寝60~90分前に40度程度で15分くらい、肩までしっかり湯船につかり、全身を温めておくことも大切なポイントです。寝室にリラックス効果のあるアロマオイルをティッシュなどに少量つけて近くに置いたり、アロマディフューザーを使用したりすることも有効でしょう」

 

加齢によって鼻粘膜は機能低下することも。鼻の乾燥を防ぐドライノーズスプレーを使ったり、「鼻うがい」でウイルスや細菌などがたまった鼻水を洗い流したりして、日々、鼻粘膜の補強を心がけておくことが肝要だ。

 

さらに体の中からも、鼻のバリア機能を強化するすべを知っておくことも忘れてはならない。

 

「豚レバーやカキなど肉類や魚介類に多く含まれる亜鉛は、粘膜の状態を良好に保つ働きがあります。またウナギやシジミなどの魚介類や卵、アーモンドなどに多く含まれているビタミンB2、赤身の魚、豚のヒレ肉、ささみ、バナナ、さつまいも、玄米などに多く含まれているビタミンB6は、粘膜細胞の再生に役立ちます。また納豆や山いも、めかぶなどのねばねば成分には粘膜を守ってくれる働きがあります。これらの食材も積極的に取るようにしましょう」

 

これから寒さが本格化し、ウイルスがどんどん活発になる季節。鼻粘膜を強化して、病気にならない体を作ろう!

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