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梅雨時の家事の悩みといえば、圧倒的にお洗濯。そして部屋干しのいちばんのストレスは、なんといっても生乾き臭だ。部屋干しした洗濯物から漂う生乾き臭の原因は、布自体のニオイではなく付着した「汚れ」と「菌」。つまり、この2つさえ撃退すればニオイの発生が防げる。

 

そこで、洗濯のプロフェッショナルの3人に、それぞれの洗濯&乾燥テクニックを教わった。まずは、ライオン株式会社でお洗濯マイスターとして活躍する山縣義文さんに部屋干しの基本を聞くと……。

 

「部屋干し臭を発生させないためには、汚れや菌をしっかり落とすことと、菌が増殖する前に素早く乾かすことが重要です。部屋干し臭は、洗濯終了から5時間が経過したころに発生するということが、実験の結果でわかっています。ですから、5時間以内に乾かすことが、部屋干し臭撃退の秘訣なのです」

 

しっかり汚れを落とすためのポイントを教えてくれたのは、日本洗濯ソムリエ協会の橋本英夫さん。

 

「洗濯機に詰めすぎて洗うと汚れが落ちにくくなるので、洗濯物は洗濯槽の7割までに。ためこまずにこまめに洗えば、菌を増殖させないことにもつながります」

 

使用する洗剤選びも重要だ。

 

「部屋干しでは特に、菌に強い洗剤を使用しましょう。加えて除菌力や抗菌効果のある漂白剤や柔軟剤を使用すると、さらにニオイを軽減できます」(ライオン・山縣さん)

 

また、洗濯する前の衣類に菌を増殖させないコツを、家事アドバイザーの毎田祥子さんはこう語る。

 

「洗う前の衣類を洗濯機内で保管するのは絶対ダメ。特に最近の乾燥機付き洗濯機は気密性が高いので、すぐに菌が増殖します。脱いだ衣類はしばらく湿気を飛ばしてから、通気性のいい洗濯カゴに入れておきましょう」

 

できるだけ早く洗濯して菌を増殖させず、洗濯後はすみやかに干す。そして、干すときは風を味方にする、というのが3人の共通意見。風は洗濯物の表面と周囲の湿気を飛ばすため、乾燥を早めてくれる。窓や換気扇での通気はもちろん、扇風機を活用して室内の空気を循環させると、乾きがグッと早くなるそう。

 

この基本をおさえ、今日から部屋干し臭にサヨナラしよう!

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