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おこもり時間が増えた今、懸賞が改めて注目されている。そこで、“懸賞3大女王”がオンライン座談会を開催。コロナ禍で懸賞に変化はあったのだろうか?

 

長場典子さん(以下、長場)テーマパークのチケットやレストランの食事券など、体験系の賞品が減り、逆に、ホットプレートや豪華鍋セットなど、おうち時間を楽しむための家電や食材が増えました。

 

なお妻さん(以下、なお)でも、宿泊券はずっとありますね。私は、去年も10回当選しました。

 

――毎年、宿泊券を多数当て続ける女王たちだが、そのコツは?

 

なお 宿の人が選びたくなるハガキを作ることです。たとえば、パッと目がいくような季節感のある凝ったハガキに、「結婚○周年」「誕生日」など、なぜその宿に行きたいかを具体的に書きます。

 

長場 “ハガキの向こうに人ありき”なんですよね。私はなお妻さんのような素晴らしいデコハガキは作れないのでコメント勝負です。また、人が読むハガキは1枚だけの応募が原則です。

 

なお 裏技は、初日に応募すること。発表日や、雑誌なら発売日に出すと、宿に届くハガキがまだ少ないので、そこでインパクトのあるハガキがあると目に留まって、選んでもらいやすいんです。

 

奈良部南さん(以下、南) 私は、「全国の旅館へ熱いメッセージを募集」というコロナ禍ならではのキャンペーンでグランピング施設の宿泊券に当選しました。実は、3年前に系列の宿に当選したことがあって、そのときのエピソードを書いたんです。当時、子供が小さくてゆっくり食事ができなかったところ、宿の人が子供を見ててくれたんです。

 

《よくしてもらった思い出を3年たった今でも覚えています。徹底したサービスを皆さん思い出されて、また人が戻って来ると思うので、もう少し我慢の時かもしれませんが、私たちみたいに同じような気持ちを持っている人たちはきっと御社を応援しています》

 

って、昔の写真を添えて応募しました。

 

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