モデルが毎日飲んでる“こうじ水”って?
画像を見る スプレーボトルに入れて化粧水代わりにシュッと顔に吹きかける。

 

また、こうじ水は、コスメとしても使えるんです。スプレーボトルに入れて化粧水代わりにシュッと顔に吹きかけるとしっとりうるおいます。もちろんボディにも使えますよ。こうじ水には、肌を保湿するセラミドの元になるグルコシルセラミドや、皮膚のバリア機能を改善するN-アセチルグルコサミンも含まれるので、肌の乾燥や肌荒れ対策にも効果的。娘たちも毎日使っているのですが、肌がワントーンアップしたんです。美白を目指す人にはおすすめですよ。こうじ水は発酵が進むので、冷蔵庫保存のうえ、3日以内に使い切ってください。

 

こうじ水には、こうじ菌や生きた酵素、植物性乳酸菌が豊富で、飲むことで腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。腸には、免疫細胞の70%が集中しており、腸を整えることで体を守ることができるんです。

 

便秘がちだった娘は、飲みはじめて2週間くらいで便秘が解消し、今では毎日快腸。食べ物の好みも変わってきて野菜を好んで食べるようになってきました。そのおかげか、先日の腸内細菌検査ではデブ菌が減っていたのも嬉しい変化でした。

 

こうじ水は甘酒のようにカロリーを気にすることなく、発酵食品を取り入れられるので、患者さんにもすすめています。発酵食品である麹を取り入れることで腸内環境が整い、腸内細菌が作り出す腸内酵素がより多くの栄養素を食事から取り込むことができます。

 

こんなに嬉しい効果がたくさんあるこうじ水ですが、とにかく簡単なので続けやすいところもポイントです。こうじ水を飲むことで、腸内を酸性に傾け、善玉菌優位の環境をつくっていきますので、毎日続けることが大切です。今日からみなさんもぜひ、こうじ水を試してみてくださいね。

 

【PROFILE】

 

モデルが毎日飲んでる“こうじ水”って?
画像を見る 野崎ゆみこ先生

野崎ゆみこ

管理栄養士、麹マスター、健康運動実践指導者、インナービューティープランナー、野菜ソムリエ。ジャパンホームベーキングスクールで20年以上学んだ経験を活かし、グルテンフリーの生米こうじパンを開発。「生米こうじパン」のDVDレッスンは大人気で多くの生徒さんが予約待ち状態。インナービューティーダイエット協会東京校やワークパル上越校での講師、保健センターでの栄養指導やダイエット専門協会での経験を生かし、飯内科クリニックにて独自の栄養指導で効果をあげている。3姉妹の母でもあり、子供のアレルギーやアトピーの経験から「食べたもので身体はつくられている」をモットーに2019年、食の体験施設としてドクターズカフェをオープン。ダイエット指導をした生徒は100%の成功率を誇る。ワニブックス出版「やせるおやつ」レシピ監修。雑誌でもレシピ監修など活躍中。『美人をつくる! 毎日の「こうじ水」』(光文社刊)大好評発売中。SNSで神レシピと話題になった「生米こうじパンレッスン」がついにオンラインで受講可能に!『生米こうじパンオンラインレッスン』(光文社 kokode degital)

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