「唱えるだけ」でOK。体を緩め、姿勢を正してくれる言葉6
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■「便秘」に効果的な言葉とは

 

【便秘】魔法の言葉《体の中を落ちる滝を、鯉が下から上へエネルギッシュに昇っていきます。》

 

「便を出そうとするとき、大殿筋(お尻の筋肉)などのアウターマッスルを締めるのではなく、インナーマッスルの肛門の括約筋を働かせる必要があります。この言葉では、『落ちる滝』はアウターマッスルを表し、大臀筋などをゆるめる働きを促し、『昇る鯉』はインナーマッスルである括約筋の働きを促します」

 

【疲れ目】魔法の言葉《目玉はいつも水の中で漂っています。》

 

眼筋は眼球の後方にさまざまな角度でついているが、筋肉が緊張すると眼球が奥のほうに引っ張られて眼精疲労を引き起こす。

 

「最近、眼精疲労を訴える方が急増しています。この言葉は子宮の中の赤ちゃんをイメージしています。眼球が筋肉から解放されて水の中にふわっと漂っているのをイメージしてください」

 

【おなかの冷え】魔法の言葉《骨盤はワイングラスの底。いつも静かに揺れています。》

 

「下腹部は骨盤と骨盤底筋群とでおわんの形を形成しています。ワイングラスの底が揺れているようにバランスをとって動いていれば、内臓がバランスよく刺激されて血流が促進されます。ところが、姿勢が悪いと固定されて内臓、特に腎臓などが圧迫され、おなかが冷えて内臓機能の低下、さらに代謝の低下につながります」

 

【高血圧】魔法の言葉《吐く息で体が緩み、吸う息で背骨が立ち上がっていきます(そのまま数回、呼吸しましょう)。》

 

「全部のフレーズの総仕上げです。深く呼吸をするたび、吐く息で全身が緩んで骨が正しい位置にふんわりと積み上がり、吸う息で背骨が立ち上がっていくイメージです。高血圧は大きな筋肉が緊張して締め上げられて起こります。深い呼吸で全身を緩めましょう。筋肉の圧が減る分、動脈が解放されて圧が下がります」

 

気分が落ち込んでいるときなど、あらゆる場面で活用でき、実はダイエットにもよいそうだ。気づいたときに実践してみよう。

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