■「冷蔵室」太りにくいものは目立つ場所に
いちばん使う冷蔵室のセッティングは「やせる」「太る」に直結。「太りにくいもの」は目立つ場所に、「太りやすいもの」は目立たない場所に配置。
〈冷蔵室・左〉上から
【1】太りにくい飲み物
見えにくい場所には劣化リスクが低いものを。頻繁に利用する水やお茶、炭酸水を入れておけば、くさる心配もない。
【2】目立つエリア・太りにくい食材
見えやすいからこそ、太りにくい食材を。大豆製品、海藻、こんにゃくなどでパンパンにし、毎日食べよう。
【3】目立つエリア・すぐ食べられて太りにくいもの
小腹がすいたときつい手を出してしまう目立ちエリアには、すぐ食べられて、太りにくい食材を置いておく。
【4】肉・魚類
人間の体の20%を占めるタンパク質は重要な栄養素。肉類、魚など、このゾーンから毎日2種類利用しよう。
〈冷蔵室・中〉上から
【5】背の低いもの
照明の邪魔になるものを置くと冷蔵庫全体が暗くなり見にくくなる。背の低いものを置いて見やすい冷蔵庫を保とう。
【6】目立つエリア・卵
完全栄養食の卵は、いちばん目立つ場所に。ドアポケットの狭いエリアは、太りやすい食材を入れるために使う。
【7】目立つエリア・残り物(小)
もっとも出し入れの多いゾーンには、小さめの残り物を。冷蔵庫内を見やすくするため“空き地”にしてもOK。
【8】残り物(大)
カレーの鍋など大きな残り物は、下段にあって便利なココへ。空白スペースにすれば電気代もスリム化される。
〈冷蔵室・右〉上から
【9】アルコール類
太りやすいビールやワインは、見えにくい場所に。おつまみも同じ場所に置けば夫が冷蔵庫を荒らすのを防げる。
【10】目立つエリア・朝食セット
やせやすい体作りのために朝食は必須。佃煮や梅干しなどの朝食セットをトレーに用意して、朝食抜きを回避。
【11】目立つエリア・消費期限の近いもの
目立つ場所だからこそ、消費期限のせまった食材を。古い食材は味付けを濃くしがちなため太る原因にもなる。
【12】乳製品
栄養価は高いが脂肪が多く太りやすい乳製品は、1つのエリアにまとめる。ここから使うのは1日2個までに
「太りやすい食材のゾーンはスカスカに、太りにくい食材のゾーンはパンパンにするよう心がけましょう。実践した人の中には、4カ月で体重10.4キロ減、ウエスト12センチ減の人もいました。ダイエット効果だけでなく、毎日使う冷蔵庫がすっきりして気分がいいという声も聞いています」(村山さん)