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「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「40代の女性上司は、ミスをすると感情的に怒鳴ってきます。強引に物事を進めていくけど、朝令暮改も当たり前。彼女に言われたとおりに作成した企画書も全否定。どう付き合えばいいの?」(ホッピーハッピーさん・40・会社員・東京都)

 

【A】「今は、女房に小遣いを減らされたことで頭がいっぱい」(蛭子能収)

 

上司に男も女もありません。言うとおりにしていればいいんですよ。とくに女の人はこうと決めたら、絶対に変えません。しゃべりはウマいし、太刀打ちできませんよ。

 

オレも、女房の言うことばかり聞いています。小遣いを減らされたことは先週も言いましたが、銀行のキャッシュカードも取り上げられてしまいました。麻雀番組『THEわれめDEポン』の優勝賞金50万円も、パッと取り上げられてしまいました。マネージャーにはご祝儀を渡したのに、優勝したオレは一銭ももらっていないんですよ。

 

明日から仕事で、鳴門競艇場に行きますが、資金はポケットに入っている2万円だけ。これをどう増やしていこうか必死に考えています。これまでのように10万円の資金で「1256」の“ボックス買い”など1レースで舟券50点を買うことは不可能。本命を絡めて2〜3点買いとか……与えられた条件のなかで楽しむのはスリリングかもしれません。これからは、競艇も人生も、小さく、小さくまとまって生きていきます。

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】


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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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