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昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「この連載も200回目です。20年前に志高く出版社に入った僕ですが、ずっと蛭子さんの担当ばかりで、仕事に夢が持てなくなってしまいました。どうしたらいいでしょうか」(担当編集者さん・44・会社員・東京都)

 

【A】「今の夢は、歌手になること。漫画家より楽そうだから」(蛭子能収)

 

200回とか10年とかが節目といわれていますが、ハッキリ言ってどうでもいいこと。2〜3年前に、オレはタレント活動30周年だったようですが、べつにギャラが増えるわけでもないので、何もしませんでした。

 

人の悩みを聞いてきたといっても、印象に残っている相談はありません。どんな心配事も、すべて金が解決すると思っていますが、それを言うと、この担当者に怒られるから、適当に話しているだけです。

 

夢ですか……。面倒くさいですね。そういえば久しぶりに太川陽介さんとテレビ東京の番組『ローカル鉄道寄り道の旅』で一緒になりました。そのときに、太川さんを見ていたら、歌手になりたいなと思ったんです。なんだか、漫画を1つ描くより、人前で1曲歌うほうが気楽そうですからね。

 

オレは小学校のときに長崎の「戸町少年合唱団」に入っていて、案外、いい声を出せるんです。だから今の夢は歌手になること。そんな太川さんは人に夢を与える、永遠のアイドルなんです……ウフフ。

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