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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(72)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「妻の収入が僕よりも多く『稼ぎがないほうが家事をやろう』と嫌味を言われ、子どもの保育園の送り迎えも押しつけてきます。妻には頭が上がりません。どうすればいいですか?」(デレクさん・32・会社員・京都府)

 

【A】「収入が多かろうが少なかろうが、女房の言うことには黙って従う」(蛭子能収)

 

妻より収入が低いことが嫌なんですね、フフフ……。小さい問題にこだわっているだけだと思いますけどね。

 

オレは一応、九州男児ですが、結婚したら夫が偉くて妻は我慢するものだ、なんて思ったことがありません。わが家で稼ぐのはオレだけですが、女房には頭が上がりません。たとえ収入が多かろうが少なかろうが、家では妻の言うことは黙って聞いておけばいいと思いますよ。

 

オレが女房に逆らわないのは、まずは平穏に過ごすことができるからです。これまで女房に一度も逆らったことがありません。「手をつないで歩こう」と言われたら、72歳になった今でも手をつなぎます。「鶴岡八幡宮に行く」と言われたら黙って従います。そこに恥ずかしさや面倒くさいという気持ちは一切ありません。なによりも女房のイエスマンになってさえいれば、いつか競艇場に行く許可を出してくれるんです。

 

家では無私無欲でやり過ごして、競艇場では欲望むき出しで勝つことにこだわればいいんです、テヘッ!

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