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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「88歳の義母を施設に入れました。私は介護がなくなり負担も軽くなりましたが、『親を預けるなんて』と親戚に言われてから、義母には悪いことをしたな……と罪悪感でいっぱい。施設に行っている蛭子さんはどう思いますか?」(フージーさん・58歳・群馬県・会社員)

 

【A】「介護は自分ファーストで。決めたら後悔しなくていい」(蛭子能収)

 

オレはどうやったっけ……施設という所に行っているんやっけ?(マネージャー「蛭子さんは、奥さんが1人で介護して倒れそうになったから、今は毎日のように通っていますよ」)

 

ああ、オレが行っているのは施設なんですね。まあ、でも、オレが行くようになってから、女房はよく眠れるようになったようですし機嫌もよくなったからいいと思いますけどね。(マネージャー「蛭子さんの持論は“自分ファースト”ですが、介護している人も自分を大切にしないと共倒れになっちゃいますよね」)

 

いろいろ言ってくる人がいますが、あまり考えすぎないほうがいいと思いますよ。

 

競艇は湖とか川でやるから、魚が跳ねて選手の邪魔をしてレースが荒れることがあります。だからといって、魚のことまで考えてレースを予想しだしたら大変。魚の気持ちなんて読めませんからね。

 

最後は自分の信念ですよ。迷わずにオレ自身の考えで舟券を買えば後悔もしません。まあ、それでもオレは当たりませんけどね。

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