2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!
【Q】「一浪したけど難関大学の受験に失敗。なんとか滑り止めの大学に入学したけど、大学3年生になってもまったくやる気が出ません。サークルにも入らずに、学生生活も就職活動も無気力なままです。どうすればいいですか?」(ココロボックンさん・22歳・東京都・学生)
【A】「『気合があればなんとかなる』なんて思わないほうがいい」(蛭子能収)
あ~無気力って、オレも同じですね。とくに最近は、何にも興味が湧きません。でも、何をやってもやる気が出ないのは、そんなに悪いことではないと思いますけどね。
(マネージャー「気力が湧くためにはどうすればいいか聞いているので、しっかり相談に答えてください」)とくにこの人生相談に熱意はありません……、あっ、すみません。でも、今までオレは気力があったことなどありません。それでもご飯が食べられて、誰にも迷惑をかけなければ悪くないと思いますよ。
(マネージャー「先日の千葉県での講演会では、すごく人が集まって、蛭子さんもやる気満々でしたよ」)よく覚えていませんが、気力がなくても、人前では、やる気があるフリだけはしてもいいかもしれませんね。
それでも、気力があればなんとかなるとか思わないほうがいいと思います。だって、競艇はいくら気合を入れても勝つときは勝つし、負けるときは負けます……、というか、オレは負けっぱなしでしたね、テヘッ!
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