この秋、“世界一ゆるい70歳”となる蛭子能収(69)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社/900円+税/10月4日〔水〕発売)を刊行する蛭子が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「先輩からは『他人に気を使いなさい』と説教されます。親からは『人の気持ちを考えなさい』と言われていました。でも、空気を読むのは大変。どうしていいかわかりません」(ハニーフラッペさん・24・会社員・奈良県)
【A】「“人の気持ちを考える”なんてバカバカしいこと」(蛭子能収)
オレは、人の気持ちを考えて行動するのはバカバカしいと思っています。相手の気持ちをくもうとする人は、少し考えすぎですよ。相手に気を使ってしたことが、その人にとっては迷惑なこともあると思うんです。そもそも人の気持ちは、他人にはわからないもの。あまり気を使ったり、人の気持ちを考えたりすることはムダですよ。
でも、仕事は別です。金をもらうのだから、ある程度の協調性は必要。オレは「空気を読む」という言葉が嫌いですが、どんな仕事にも不可欠なことですよ。
テレビの仕事でも周囲の雰囲気をつかもうとしています。空気を読むことはさほど難しいことではありません。そのなかで、もっとも権力をもっている人、お金を持っている人だけを見て行動すれば間違いありません。
先日、多摩川競艇場のトークショーで、勝つ舟券を予想しましたが、見事に外しました。お客さんも、オレの予想にはまったく期待していなかったみたいです……。空気を読むよりも、勝つ舟券を読み抜く力が欲しいです。
【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、
“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕!
この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、10月4日(水)発売!
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