発売1か月あまりで早くも4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』。蛭子能収(67)本人も「え、あの本が? 信じられない……」と驚く、好調な売れ行きを記念して、今回は特別に、月刊ファッション誌『JJ』誌上で行われたお悩み相談を配信。
女子会、SNS、カースト……コミュ力や人づきあいを重んじる社会に息苦しさを感じる若い女性読者の悩みに、「友達はいらない」と言い切る蛭子がゆるっとズバッと答えます!
【Q】「見た目には人一倍気を使って、自分磨きも欠かさないのに、彼氏ができない。私よりパっとしないコにも彼氏はいるのに、どうして!?」 (マスコミ関係勤務・26歳)
【A】おしゃれすればするほど周りの人は身構えてしまうので、なにか欠点を作るといいんじゃないですかね。
例えば、(JJのコーディネートを指しながら)この服の真ん中にブタの絵が書いてあったり。ちょっとボケてるコの方がいいよね。完璧な人なんて男は近寄りづらいよ~。絶対「あいつはやめといた方がいいよ」ってなるよ、とっつきにくそうだからね。
男女問わず、人が寄ってくる人間になりたいなら、その人よりも弱いところを見せた方がいい。「あ、失敗しちゃった」なんて言ってると、助けてあげたくなると思うよ。JJ読者はもっと力を抜いた方がいいんじゃないかな。
あと、見た目ばかりを完璧にしていると、いざ付き合ってその人の内面が見えてきた時に、がっかりされちゃうと思う。服装とか髪型とか外見にこだわる前に、普段からまじめにやさしく、丁寧に生きている方がいいんじゃないですかね。
(『JJ』2015年8月号「今、身につけたい“繋がらない勇気”。」より)
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』早くも4刷!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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