「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(68)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「中2と小6の男の子、小4の女の子の3人の子供がいます。教育費を考えると気が重くなります。それなのに妻は、娘だけは私立中学校に入れようとしています。なんとかやめさせたいのですが……」(リラクマ次郎さん・41・会社員・東京都)
【A】「なんでも奥さんの言うとおりにしておけばいい」(蛭子能収)
娘が心配だから私立中学校に行かせようとしているんですかね?それなら奥さんの考えを尊重したほうがいいと思うんですよね。奥さんの言うとおりにしておけばいいんです。あなたが反対したら、奥さんには不満が残るはず。ずっとモヤモヤした感じを持たれたら嫌ですよ。
オレは、自分の子供の教育費は、すべて前の女房任せでした。そもそも漫画家というフリーの職業だったから、先のお金のことは考えられません。目の前の稼ぎだけを考えていく。その積み重ねだった気がします。それにフリーでも会社員でも「お金はなんとかなる」と思っていれば、なんとかなると思うんですよね。ならなかったら、しょうがないですけど……。そのうち息子がアルバイトをして家計を助けてくれるかもしれないですよ。
そういえば、明日から1週間、女房とハワイに行くんですよ。本当は、カジノがないハワイなんか行きたくないんですよ。でも、これも女房が「行きたい」というから。オレはただ従うだけですよ。
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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