【ベッド】【タンス】【本棚】は川の字に地震で圧死しない間取り「家具の配置図解」
画像を見る 【イラスト解説】いざといいうときにわが身を助ける家具の配置

 

■いざというときにわが身を助ける家具の配置はコレ!

 

【ベッドルーム】

 

2階が基本。家具などはベッドや布団と“川の字”になるよう平行に!

 

本棚、タンスなどは、寝たときに頭側となる壁に接して、倒れたときベッドと平行に“川の字”になるように設置して固定。

 

窓も頭側にならないように。エアコンの位置にも注意。

 

大地震の場合、エアコンが落下することも。頭に当たったら致命傷になりうるので、エアコンの位置が頭上にならないよう寝具の配置を考えよう。

 

【キッチン】

 

家の中で最も危険な場所。出入り口近くに冷蔵庫や食器棚を置かない!

 

冷蔵庫は、キッチンのいちばん奥のほう、流しの横の角にセッティング。

 

特にシンクやコンロに立つ時間が長いため「その背後となる位置」には、倒れてくる恐れのある食器棚などは置かないこと。

 

もしカップボードを設置する場合には、キャスター4コ付きのものならストッパーを、「対角2点止め」(=対角線上の2つのみをロック)にすること。

 

【リビング】

 

逃げ場は出入り口と掃き出し窓の2カ所。これらの動線を塞がない!

 

テレビ台、棚などは壁側に設置し、出入り口を極力塞ぐことのない配置を。

 

時計や絵画も、出入り口から遠いほうの壁に設置。テレビの耐震対策は、脚の裏に耐震用ジェルマットを4カ所貼り付ける。

 

「それに加えて、ディスプレーの裏面と壁面を、ベルトの付いた転倒防止用固定具『スーパータックフィット』などで固定するのがいいでしょう」(国崎さん)

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