過度なクレンジングが肌トラブル招くことも…NGスキンケア3

日々、肌のハリや透明感のために実践している数々のスキンケアが、じつは肌トラブルの原因になりかねないという。

 

「皮膚は表面から、表皮、真皮という構造になっていて、表皮の外側にある角質層は外からの刺激が内部に入るのを防ぎ、保湿機能を持っています。間違ったスキンケアはその肌本来の働きを低下させて、角質層を壊し、かえって乾燥肌にしてしまうのです」

 

そう警鐘を鳴らすのは、皮膚再生医療のスペシャリストである北條元治先生。北條先生が注意を促すのが、次のケアだ。

 

【1】クレンジングでメークは残さず洗い落とす

 

クレンジング剤の成分には、強力な洗浄力を持つ界面活性剤が入って、汚れを落とすだけでなく、肌のバリア機能を担うセラミド、脂分も一緒に落としてしまうという。

 

「クレンジング剤を使って化粧を落とすこと自体は問題ありませんが、やりすぎは禁物です」(北條先生・以下同)

 

【2】洗顔後はたっぷりの化粧水でうるおいチャージ

 

「肌のうるおいを保つため、洗顔後に化粧水をたっぷりつけるのは欠かせないと思われています。しかし、化粧水が蒸発するとき、角質層の細胞がめくれて肌内部の水分が蒸発して乾燥します。肌表面に残った保湿成分は粉になり、乾燥を加速させてしまうのです」

 

【3】シミ、たるみ、ほうれい線は化粧品のチカラで撃退

 

シミやたるみ、ほうれい線は、表皮の下にある真皮のトラブルがもとになってできるもの。

 

「化粧品の作用が及ぶのは表皮のいちばん外側にある角質層まで。化粧品に頼っているだけでは、十分な酸素と栄養素を真皮に行き届かせることはできません」

 

メークをクレンジング剤で徹底的に落とす、化粧水をふんだんに使う……、いずれもよく聞く肌のお手入れだ。

 

「ファンデーションや化粧を落とすために使うクレンジング剤には界面活性剤が含まれていて、やりすぎると角質層にダメージを与えてしまいます。刺激の少ない洗顔剤または水洗顔など、肌に負担のかからないケアを心がけましょう」

 

「女性自身」2020年4月28日号 掲載

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