熱中症の最新ニュース
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熱中症で「白内障」リスク4倍! 大学教授の追跡調査でリスク判明
2023/08/23 06:00全国各地で40度に迫る気温が記録されており、「災害級」とも報じられている連日の猛暑。熱中症で救急搬送される件数も、総務省の調べによると、7月だけで3万4000件を超す勢いだ。軽度の熱中症も含めると、熱中症患者はそれ以上の数にのぼるはず。そんな“特別な夏”に、熱中症にかかわる、大規模な研究データがまとめられている。金沢医科大学眼科学講座の佐々木洋主任教授が語る。「’16年1月から’23年2月まで、2 -
放置するとどんどん成長…「真夏の草むしり」安全に進めるルール
2023/08/21 11:00「例年、7月ごろから庭木の剪定、草刈りや除草作業の依頼件数がどんどん増えてきます。最も忙しくなるのはさらに暑くなる8月で、9月までピークが続きます」こう語るのは、造園業界最多の店舗数を誇る、庭のお手入れ専門店「smileガーデン」を運営する造園技能士の氏永勝之さん。連日の猛暑。いま自宅の庭が、雑草でボーボーになっているという家庭も多いのではないだろうか。とはいえ、さすがにこの暑さでは、草むしりをす -
父親の遺灰を国立公園へ撒きに行った男性、熱中症で死亡
2023/08/09 20:32米ユタ州のアーチーズ国立公園で、父親の遺灰を撒きにやって来た男性が遺体で発見された。死因は熱中症と見られているという。San Antonio Express-Newsによると、遺体の身元はテキサス州オースティンのジェームズ・バーナード・ヘンドリックスさん(66)と特定された。ヘンドリックスさんは先月末、Facebookで「父との最後の旅」と題し、火葬した父親の遺骨を撒く旅に出ていることを明かしてい -
「頭の硬いジジイばかり」ホリエモン ゴルフ界の“猛暑でもシャツイン”ドレスコードに苦言
2023/08/07 17:258月6日、“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(50)が自身のツイッターを更新。ゴルフ界の“しきたり”に苦言を唱えた。危険な暑さが続く今年の夏。国内女子ツアーの「楽天スーパーレディース」でも、河本結選手や、植竹希望選手などが熱中症を理由に棄権している。そんななか、7月25日に日本ゴルフ協会(JGA)は、「真夏のゴルフを楽しむみなさんへ」という、真夏のゴルフプレーにおける注意点を発表した。そこには《 -
ナイター、気温25度、屋根あり……それでも熱中症になるスポーツ観戦の落とし穴!
2023/08/02 19:10阪神電気鉄道は7月28日、甲子園球場の「銀傘」と呼ばれる内野席の一部を覆う屋根について、一、三塁側ともにアルプススタンドまで拡張するという構想を発表した。早ければ、2025年のプロ野球のシーズン後に着工するという。毎年行われる、8月の全国高校野球選手権大会において、熱中症による救急搬送者の多くはアルプススタンドで応援する学校関係者とのこと。屋根拡張により、熱中症の危険性が軽減されればよいがーー。実 -
熱中症死しないための「手のひら冷却」近所のお出かけにも保冷剤で簡単に対策
2023/07/28 06:00今年は猛暑を超え“酷暑”レベルの夏になるかもしれないーー。世界気象機関は、世界の平均気温が7月7日に過去最高を更新したと発表した。エルニーニョ現象が7年ぶりに発生。気温は今後さらに高くなり、記録的猛暑になる可能性があるという。日本でも先の3連休最終日の7月17日に、全国194地点で猛暑日を記録(気象庁)。また、環境省は熱中症の危険性を呼び掛ける「熱中症警戒アラート」を今年最多の32都府県に発令した -
熱中症予防に必須のマグネシウム。合言葉は「そばのひ孫と孫わ(は)優しい子かい?納得」
2023/07/07 06:00今年の夏も厳しい暑さだ。気象庁は7月からの3カ月予報で、いつもの夏より暑くなると発表した。猛烈な暑さが続く見込みのため、熱中症対策を呼び掛けている。「熱中症の予防として、水分をこまめにとるだけでは不十分です。ストレスフルで体の負担も大きい夏場は、汗などから必須・主要ミネラルであるマグネシウムが大量に流出することで、熱中症や夏バテ、睡眠障害などさまざまな不調を引き起こすからです」そう話すのは、“ドク -
熱中症保険の加入者は6万件を突破。入院時は最大3万円もらえることも
2023/06/23 15:506月11日、北海道を除く全国で梅雨入りし熱中症が心配な時季になりました。熱中症での救急搬送は5月以降6月11日までに5052人。昨年の同時期より約900人多い状況です(総務省消防庁)。そんななか、熱中症に備える保険が登場しました。特に注目されているのは、PayPayアプリ内で申し込める「熱中症お見舞い金」という保険です。加入した方が熱中症になり病院で点滴治療を受けた場合に最大1万円、1泊2日以上の -
6月の湿気で梅雨型熱中症に!重症化すると脳の機能に後遺症が
2023/06/02 06:00「6月の梅雨どきの熱中症で搬送されるのは高齢者よりも、健康には自信がある、熱中症は自分に関係ないとふだん思っている人が多いです。ちょっとした油断が命を奪うかもしれません」そう話すのは、熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜医師。熱中症といえば、炎天下が続く8月など真夏のイメージが強い。しかし、東京消防庁によると、昨年熱中症で救急搬送された人数の月別の統計では、6月は1870 -
熱中症を防ぐ100均グッズ プロのイチ押しはクールネック
2022/08/19 06:00今年の夏は、危険な暑さだ。東京都では、最高気温が35度以上の猛暑日が13回と過去最多記録に並んだ(’22年8月3日・気象庁)。しかもまだ8月初旬だから、猛暑記録は更新を続けるだろう。また、気象庁が連日「熱中症警戒アラート」を発表し、危険な暑さを避けるよう呼び掛けているが、熱中症になる人も例年以上に多い。5~7月に全国で熱中症で救急搬送された人は、昨年は約2万8000人だったが、今年は1.6倍! 約 -
熱中症予防に「冷や出汁」郷土料理の水まんまからアイスまで万能
2022/08/15 06:00台所は、コンロの火や電子レンジ、オーブンなどで、ものすごく暑い……。そんな環境で料理をしたら熱中症待ったなし! 頑張る主婦に、熱中症予防の栄養が満点で火を使わない絶品レシピをご紹介ーー。7月からすでに、全国50地点近くで35度以上の猛暑日となった。こんな猛暑で、毎日キッチンで火を使った料理なんてしたくないというのが主婦の本音だろう。「『冷や出汁』があれば、コンロの火や電子レンジを使わなくても、ヘル -
熱中症で意識が…どうする!? 全国トップの湘南ER医師に聞く「命の緊急時」対処法
2022/08/05 06:00「当院の救急受入れ態勢は100%です。医師は3交代勤務シフトとし、看護師・救急救命士とタスクシェアを行うシステムの構築を行っています。さらに、ほかの診療科スタッフも救急医療を支える姿勢が強く、周辺の医療機関も協力してくれている。そうやってどんな患者さんもまずは受け入れる姿勢がとれているのです」こう語るのは湘南鎌倉総合病院 救命救急センター(以下、湘南ER)の医師・関根一朗先生。同院は救急外来の受診 -
週末に購入者激増…エアコン「工事待ち」発生前に買い替えを
2022/07/07 15:50関東甲信地方では6月27日、統計開始以降最も早い梅雨明けとなり、その後は連日、全国各地で猛暑日を記録している。そんななか総務省消防庁が発表した最新の「全国の熱中症による救急搬送状況」は、かつてない数値を示した。6月20〜26日における救急搬送者が、全国総数で4千551人にものぼったのだ。「これは6月の統計を取り始めた’10年以降、最多の数字。さらに驚くべきことは、前年同時期比での救急搬送人数の増え -
冷たい血液を全身へ…熱中症予防に「手のひら・足の裏を冷やす」
2022/07/07 11:006月27日、関東甲信などで、例年よりも早く梅雨が明けたとたん、関東の内陸部は40度超えの“殺人的な熱波”に見舞われた。「今年の暑さは例年とは異なります。熱中症にならないためにも、ふだんから対策を講じることがとても大事です」そうアドバイスするのは帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長の三宅康史先生だ。体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、熱を体内から運び出す血液自体を十分に冷やすことが -
熱中症に“塩バナナ”の新習慣 医師が教えるおいしい予防法
2022/06/16 11:00気温が高くなるこの季節、気になるのは熱中症。熱中症は、気化熱で体温を抑えるために汗をかき、そのため体内の水分やナトリウムなどの減少や血液の流れが滞るなどして逆に体温が急上昇し、重要な臓器が高温にさらされたりすることで発症する。場合によっては生命に関わることもあるので注意が必要だ。そんな熱中症対策に注目の方法がある。バナナに塩を振りかけるだけという、『塩バナナ』だ。この塩バナナを考案したのは、介護老 -
熱中症リスク、子供への影響…感染症専門医語る「7月にマスクを外すべき理由」
2022/05/19 06:00コロナ禍で迎える3度目の夏を前に、政府内でもにわかに浮上した“マスクを外すべきか否か”の議論。専門医は「今こそ外す決断をする時機にきている」と強く主張するーー。「人との距離が2メートル以上確保できている場合には、マスクを外すことを推奨している」“首相の女房役”の松野博一官房長官は、5月12日の記者会見でこのように語った。そのいっぽう、岸田文雄首相は「今の段階でマスクの着用緩和は現実的ではない」と、 -
心筋梗塞招くことも…春の“寒暖差熱中症”にご用心
2022/05/03 11:004月初旬、時季外れの“猛暑”に包まれた日本列島。強い日差しや高温多湿の環境が体調に与える影響には、十分な警戒が必要だ――。急激な気温上昇が私たちの体にもたらすトラブルで忘れてはいけないのが、熱中症のリスク。「体が気温に慣れるまでに3日はかかるといわれていますが、春は寒暖差が激しく、どうしても温度変化に追いつきません。そのため、気温が上がってもうまく発汗することができず、体に熱がこもって熱中症になり -
専門医が語る水分不足の危険「認知機能を低下させる可能性が」
2022/03/14 11:00「40年ほど前から介護の現場に関わっているのですが、長い間、介護や認知症に関する資料が少なく、現場はいつも手探り状態でした。患者さんを診ているうち、状態が急変したり、症状が悪化するときには水が足りていないという共通点があることに気づいたのです」こう話すのは一般社団法人日本自立支援介護・パワーリハ学会会長の竹内孝仁先生だ。日々の現場で患者さんと接しながら解決法を模索していた竹内先生。突然熱が出たり、 -
残暑でも油断大敵 突然死も招く“ステルス熱中症”にご用心
2021/08/21 15:50「今年の夏は急激に暑くなったうえに、コロナ禍で迎えた2度目の夏。これまで以上に熱中症になるリスクが高まっています」そう語るのは、熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院・患者支援センター長の谷口英喜先生。消防庁の発表によると、今年6月1日から8月8日までに熱中症で救急搬送された人は3万4,768人にのぼる。これは昨年同時期間の2万1,995人からじつに1.6倍にも増加している。なぜ今年は熱中症リスクが上 -
気付かぬうちに脱水に…油断が招く「室内での熱中症」危険エリア3
2021/08/21 15:50長引く猛暑で熱中症患者が後を絶たない。コロナ禍で在宅の時間がほとんど、という人も油断は禁物。気づかぬうちに体が危険と隣り合わせになっている恐れがあるのだーー。「急激に暑くなったうえに、コロナ禍で迎えた2度目の夏。これまで以上に熱中症になるリスクが高まっています」そう語るのは、熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院・患者支援センター長の谷口英喜先生。「今年は梅雨入りが早く、汗をかいて体内の熱を発散する機 -
ワクチン接種会場に潜む「熱中症の危険」回避する心得
2021/07/29 06:00「希望する人には10、11月までにーー」と政府が進めるコロナワクチンの接種。これから接種を予定している人は、会場での深刻な熱中症リスクへの十分な警戒が必要だーー。「炎天下を駅から10分ほど歩いて、汗ダラダラのまま代々木公園内の接種会場に着きましたが、そこには長蛇の列ができていて、2時間30分待ちの案内が……。木陰があり、大型扇風機も回ってはいましたが、長時間立ちっぱなしで、ヘトヘトになってしまいま -
「熱中症での救急搬送」急増で医療現場の混乱招く恐れ
2021/07/29 06:00「水分補給をしようにも、近くにあった自動販売機のドリンクはすべて売り切れ。会場到着から1時間ほど並んでワクチンを打ちましたが、その後なんだか頭がボーっとしてフラフラ。副反応なのか熱中症の症状だったのか、よくわかりません」(40代男性)全国各地で進められている新型コロナウイルスのワクチン接種。7月21日時点で約4,500万人が1回目の接種を終えている。この炎天下に急ピッチで進められているが、接種会場 -
親の熱中症対策にコミュニケーションロボットが最適なワケ
[PR]2021/06/29 12:00離れて暮らす親の「熱中症」ケア、できていますか?年々厳しさが増すように感じる夏の暑さ。しかも、昨年から続くマスク生活によって暑苦しさが倍増し、さらなる熱中症対策が求められています。そんな日々の中で心配なのは、離れて暮らす高齢の両親の熱中症、という方も多いのではないでしょうか。しっかり熱中症対策をしているのかな? なかなか帰省ができない昨今だからこそ、心配は深まるもの。とくに、家で過ごす時間が増えた -
沖縄に初の「熱中症アラート」 波照間、石垣島など30度超す
2021/05/13 13:00沖縄県内は12日、高気圧に覆われて朝から気温が上昇した。午前11時までに、波照間島で30.8度、西表島の大原で30.3度、石垣島で30.2度を観測した。気象庁と環境省は11日、沖縄・八重山諸島で12日に熱中症の危険性が極めて高くなるとして4月28日の全国運用開始以来、初めてとなる「熱中症警戒アラート」を発表していた。12日の予想最高気温は石垣島で31度、与那国島31度となっている。アラートは、気温 -
約1秒で地震情報を発信!県内企業が最先端の減災システムを構築! 【島ネタCHOSA班】
2021/03/23 13:00地震発生後、テレビやスマホに表示される警報。通常、気象庁のセンターから私たちのもとに届くまで数十秒~数分かかりますが、これを約1秒に短縮できる画期的な緊急情報表示システムが考案されています。浦添市のエーテック株式会社では、このシステムを利用し、熱中症予防、火災報知、防犯とも連動できるユニークなシステムを開発しました。東日本大震災から10年。この1週間、あらためて、防災の大切さを意識した方も多いので