1019日、都内で映画『人類資金』の初日舞台挨拶が行われ、主演の佐藤浩市(52)、共演の森山未來(29)、香取慎吾(36)らが出席。同作は旧日本軍の隠し資産“M資金”をめぐる金融サスペンスで、香取は謎の男“M”、佐藤は“M”から依頼を受けた詐欺師を演じている。

 

ロケは世界4カ国で行われ、総移動距離は地球一周の1.36倍に達したという。佐藤は「マイル貯めるときゃよかった!」と悔しがりながらも、映画公開に感激した様子で「今日を迎えて頭が真っ白。何も言えません」と挨拶した。

 

いっぽうの香取は「(オファー時に)監督から『慎吾に世界を救ってほしい』と言われたんです。最初は意味がわかりませんでした」と話し、会場からは笑いが。続けて「台本も難しく、こんなに何度も読み返したのは初めてです」と振り返った。

 

韓国人俳優のユ・ジテとのアクションシーンに臨んだ森山は、「普通はカット割りで撮影するのですが、監督の無茶ぶりで1分半くらい長回しにされました」というエピソードを披露。さらに香取が「ユ・ジテさんは僕より背が高くて、軍隊で体を鍛えている。未來くんが『払いのけられなくて死ぬかと思った』と言っていましたよ」と明かし、会場を沸かせていた。

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