国分太一さん(39)が、日本各地を歩きながら魅力を紹介する『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系・月〜金午前11時25分〜11時30分)。4月のスタートから半年ほどで、東北、関東、関西、四国、沖縄……と、すでに15県をお散歩している。
秋の行楽シーズンに合わせて、国分さんのお散歩に密着した。今回おじゃましたのは、10月28日(月)から放送予定の群馬県・伊香保編。『伊香保』は群馬県の中部にある渋川市の地名。万葉集の東歌で伊香保が歌われていたり、古くから親しまれている温泉街がある土地だ。
9月末、とある平日の午前10時。この日はくもり予報だったが、太陽が出て気持ちのいいお散歩日和に。まずは伊香保温泉のシンボルである、365段の石段からスタート。
「何段あるの?上まで行くの!?きついな〜」などと言いつつも、楽しそうに上っていく国分さん。すれ違う地元の人たちや観光客にも、気軽に声をかけていく。
「こういう観光スポットだったら、どんな方に話しかけても嫌な思いはあまりしないと思うんです。地元の方たちに知らないことをそのまま聞いたら、街に興味を持ってくれているって喜んでくれることも。だから僕はいつも質問してますね」(国分さん・以下同)
いろいろな人に声をかけることで、お散歩中の発見も多いようだ。この日は、伊香保温泉街を2時間半ほどお散歩したほか、巨大洋なし農家や、たくさんの猫のいる花火工場など、ガイドブックやネット情報ではわからない新たな発見もたくさんあった。
そんな国分さんに『散歩の極意』を聞いた。教えてくれたのは次の3つ。
1.ゆっくりゆっくり歩く。
2.とにかく声をかける。
3.出会いを探す。
「まずはゆっくり歩くこと。知っている場所でも、ゆっくり歩きながら目線や角度を変えるだけで、見え方が全然違うんです。伊勢神宮に行ったときは、育っている木の大きさに感動しました」
道行く人に声をかけたり、出会いを探すことも大切。地元の人しか知らない新たな発見も。群馬でも「面白い話、面白い場所を教えてもらった」と、いいお散歩になったようだ。“自分で歩いて発見する”そして“地元の人とふれあう”ことが、国分流お散歩の極意のようだ。