いよいよ12月31日の解散まで50日を切ったSMAP。これまで、栄光の記録を積み上げてきた彼らは、最後の最後まで走り続けてくれるはずだ。そこで、本誌は「数字で見るSMAPの偉業」と題し、その栄光の記録を紹介!
■前身の「スケートボーイズ」は「12人編成」だった
「スケートボーイズ」の結成は’87年秋。光GENJIの『ガラスの十代』のバックでスケートボードを披露していた。主要メンバーは12人だったが、参加メンバーだけなら20人近くいたとされる。その中には現「TOKIO」の国分太一や、現「V6」の坂本昌行といった名前も。この12人から選抜された6人でSMAPは結成された。
■最初の紅白歌合戦では白組の「2番手」での登場だった!
’91年の『第42回NHK紅白歌合戦』にデビュー曲の『Can’t Stop!! -LOVING-』で初登場したSMAP。後に歴代3位の大トリ6回を務めるスーパーグループも、このときは先頭から2番手だった。
■初のオリコン1位を獲得したのは「12枚目」のシングル
デビュー曲『Can’t Stop!! -LOVING-』がオリコンで最高2位に終わったSMAPは、その後も苦戦を強いられた。初のオリコン1位を獲得したのは、’94年に発売された12枚目のシングル『Hey Heyおおきに毎度あり』。全編関西弁の歌詞に初めてこの曲を聴いたメンバーはかなり否定的な反応だったというが、この曲でデビューから2年半かかって悲願を達成させた。
■キムタクの「月9」主演回数は史上最多の「10回!」
その10作品はどれもテレビ史上に残るものばかり!『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『HERO』パート1&2、『空から降る一億の星』『プライド』『エンジン』『CHANGE』『月の恋人』『PRICELESS〜あるわぇねぇだろ、んなもん!〜』ーー。主演回数2位は中山美穂の7回だから、これはもう逆転されなさそう?
■映画主演がもっとも多いメンバーは草なぎ剛の「10本」!
じつは、草なぎは出演本数も20本でメンバー中ダントツで多い。主演作は『シュート!』『メッセンジャー』『黄泉がえり』『ホテル ビーナス』『日本沈没』ほか話題作が勢ぞろいだが、その実力はあの故・つかこうへい氏が絶賛していたもの。つか氏の舞台『蒲田行進曲』が“演技開眼”のきっかけと、草なぎはいまも深く感謝しているという。
■主演ドラマを全話、視聴率「20%超え」させた凄メンバー!
1クールの主演ドラマが全話20%超えとは、いまのテレビ界では“夢物語”。だが、SMAPにはなんと2人もいた。1人目は木村。『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『眠れる森』『ビューティフルライフ』『HERO』パート1、『GOOD LUCK!!』『プライド』『華麗なる一族』で、全話を視聴率20%超えさせた。中でも『HERO』パート1に至っては、全11話が視聴率30%超えという快挙!そして2人目が香取。’06年春ドラマ『西遊記』は全11話すべてで視聴率20%を超え、全話平均で23.2%をマークする大ヒット作に!