(写真・神奈川新聞社)
議会活動を若い世代にPRしようと、相模原市議会が同市南区にキャンパスのある女子美術大学に依頼した市議会紹介漫画が完成。22日から市議会ホームページに掲載される。
作者は同大美術学科洋画専攻3年、ペンネーム「しゃ子」さん。「相模ひばり議員の活動~新しい公園を作るぞ~」というタイトルで、女性議員が一般質問で公園設置を取り上げてから実現するまでの過程をカラー6ページで描いた。
1月に市議会側が話を持ちかけ、学内で描き手を募ったのに応じた。紙にペン入れした後、コンピューターに取り込み彩色する手法で、委員会室などは写実的なタッチになっている。
21日に市役所で行われた「納品式」では、授業で欠席したしゃ子さんの代理で、学生部長の清水美三子教授が阿部善博市議会議長にプリントアウトした作品を手渡した。阿部議長は「分かりやすく親しみやすい作品ができ感謝している」、清水教授は「学生のうちから社会とつながることは学びが多い」と述べ、今後もアイデアを出し合い連携していきたいと話し合った。
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