(写真・神奈川新聞社)
クリスタルガラスのアジサイと本物のアジサイが、箱根町仙石原の箱根ガラスの森美術館で来館者の目を楽しませている。クリスタルガラスのアジサイの展示は7月31日まで。
展示されているガラスのアジサイは20株。直径約1・4センチのクリスタルガラス計8千粒が使われている。1株当たりに使われているのは400粒で、太陽の光を浴びると7色に輝く。
同美術館の庭園には早咲き、遅咲きを含め約70種類4,500株のアジサイが点在しており、現在全体では六~七分咲き程度。同美術館によると7月上旬ごろに見ごろを迎え、同下旬ごろまで楽しめるという。
梅雨の晴れ間の26日、東京都杉並区から訪れていた大学生(18)は「競演を見ていると、涼しげな気分になりますね」。同美術館は「自然と調和する、ここでしか見られないクリスタルガラスのアジサイを楽しんでほしい」と話している。
午前9時~午後5時半(最終入館は同5時)。入館料は大人1,500円、高校・大学生1,100円、小中学生600円。問い合わせは、同美術館・電話0460(86)3111。
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