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(写真・神奈川新聞社)

東急東横線武蔵小杉駅(川崎市中原区)で27日、ホームドアに大型ディスプレーが登場し、鉄道運行情報の提供やマナー啓発などが始まった。

東急電鉄と日本信号、三菱電機などが共同開発したデジタルサイネージ(電子掲示板)一体型のマルチメディアホームドア。戸袋部分に鉄道業界では最大規模という55インチサイズのデジタルサイネージを組み込んだ。安全確保と情報提供の「一石二鳥」を狙った。沿線のプロモーション映像などを流し、屋外での耐久力や配信情報の訴求力を検証するための実証実験を約1年間かけて行う。大井町線溝の口駅にも7月に設置する。

東急電鉄は2020年を目標に東横、田園都市、大井町線の全64駅にホームドア設置を進めている。同社は「実証実験の結果次第で、このタイプも設置していきたい」と話している。

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