(写真・神奈川新聞社)
横浜市のブランド農産物に指定され、農園や直売所で販売される「浜なし」の品評会が1日、横浜市都筑区で開かれた。JA横浜主催。市内の果樹農家が丹精込めて育てた梨の品質を競った。
JA横浜きた総合センター集出荷場に設けられた会場には「豊水」が81点並んだ。持ち寄った生産者らが見守る中、大きさのそろい方や病害虫被害の有無、糖度などを審査員が手にしながら確認。
果実は全体的に大きく、糖度も高い傾向が目立った。出品者の渡辺幸男さん(62)=横浜市緑区=は「日照や気温、降水量とも加減が良かった」と話していた。
JA横浜によると、同市内で梨の生産を手掛ける農家は現在160戸。今年は豊作で、8月下旬に相次いで接近した台風による被害はほとんどみられなかったという。2日午前9時から(品評会出品物は同10時から)、同センター敷地内の直売所で浜なしの販売会を行う予定。
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