(写真・神奈川新聞社)
音楽やものづくりを楽しむ「ふれあい祭り」が28日、川崎市川崎区のJFE特設会場で開かれ、家族連れら大勢の人出でにぎわった。JFEスチール東日本製鉄所と川崎市でつくる実行委員会の主催で13回目。
4万5千人以上が参加する人気の催しで、会場では「音楽のまち・かわさき」で活躍するミュージシャンのライブ、臨港消防署のデモンストレーションなど多彩な催しが用意された。鉄の厚板を加工する工場の見学ツアーが人気で、整理券はすぐ配布し終わったほか、周辺自治会やかわさき名産品の模擬店に長い列ができた。
開会式で、同社の東日本製鉄所京浜地区所長は「この地区での操業も105年目。きょうはご家族そろって楽しんでいただき、今後も信頼される製鉄所づくりを行っていきたい」とあいさつ。直径1メートルの鉄製の鍋を使って作られたポップコーンをもらった市立大島小の10歳と、8歳の男児は「毎年楽しみにしている。模擬店やゲームコーナーなども回りたい」と笑顔で話していた。
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