(写真・神奈川新聞社)
19日に開かれる鎌倉花火大会に合わせ、巨大砂像が由比ガ浜海水浴場にお目見えした。大会の運営費確保のため実施されたクラウドファンディング(CF)で、1口200万円を寄付した企業や個人への返礼として制作された。個性豊かな3体が大会を盛り上げる。
砂像はいずれも幅約4メートル、高さ・奥行き各約3メートルで、▽まもり鳩と獅子▽DB.スターマン▽ティラノサウルス-の3体。それぞれCFを通じて寄付した、地元商店などでつくる有志、個人、ゲーム会社が希望したデザインで、鎌倉市内在住の彫刻家が約2週間かけて制作した。
18日に完成式が行われ、周辺寺院の僧侶が法要を執り行った。CFを実施した「花火大会をささえる有志」は「いろいろな人の協力で花火大会が実施されることを知ってもらい、花火を楽しんでもらいたい」としている。砂像は来月1日に撤去されるまで展示される。
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