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(写真・琉球新報社)

 

2月22日(ニンニンニン)の忍者の日に向け、忍者ショーなどを上演する読谷村の娯楽施設「レキオスシアター」と甲冑(かっちゅう)工房いっき(北谷町)が業務提携し、読谷村の残波岬いこいの広場で14日、役者らが甲冑を着けた戦いを繰り広げた。忍者は外国人観光客に人気で、同シアターを運営するアシビエンタプライズの當山浩社長は「沖縄の新たな観光資源として『琉球忍者』を普及させていきたい」と語った。

 

同社は史実を参考にしながら物語を仕立て、残波岬いこいの広場内のレキオスシアターで週に3回、現代版組踊や忍者ショーを上演している。

 

忍者の日以降、シアターで甲冑の試着や手裏剣を体験できる「ちびっこ忍者体験道場」を開く。体験道場内では、うちなーぐちや沖縄の歴史について理解を深める講座もある。

 

同社で企画や役者を務める海老原幹也さん(21)=うるま市=は「手作りとは思えないクオリティーの甲冑を着てわくわくした。外国人や男の子などいろいろな人が楽しめるだろう」と語る。「県内唯一の忍者村として、歴史・文化体験エンターテインメントを発信していきたい」と意気込んだ。

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