Queen Of POP! あのマドンナが待望のニューアルバム『HARD CANDY』を発売。
全米では1日早く4月29日に発売され、ニューヨークのど真ん中、タイムズスクエアのヴァージンレコードに行ってみると、店頭には大きなマドンナのスタンドがドカーンと。早速CDを手に、レジへ向かうお客さんが1分間に3人も! 15ドルとビックリプライスなのも売上に拍車をかけていた? でも熱烈なマドンナファンは倍の値段、30ドルする豪華版の方に手を出していました。
前作、『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』発売時には、ロンドンと東京でシークレットライブを開催したマドンナ。今回はニューヨークとパリで開催。チケットは会場に来たファンに無料で配られるという方法で、となれば当然殺到するも必至。
4/30(水)夜の22時に行われるこのイベント。3日前の日曜日に偵察に行ってみると、タイムズ・スクエアから歩いて約15分のところにある会場の『ローズランド・ボールルーム』はまだ閉め切られていて、どこにもマドンナのマの字もなし。でも、ガードマンに何か聞いているおじさんが1人。やっぱり、マドンナのシークレットライブはここで行われるらしい。裏手の搬入口に回ってみると、3日も前なのに、もうしっかり舞台屋さんが装置の搬入を行ってました。
翌月曜は朝からマンハッタンは台風状態。2ブロック買い物に歩いただけで、デニムがびしょ濡れ。今日も偵察に行こうと思ったけど、こんな天候のときに行く人なんかいないよね?とあきらめ、その日はガンジーのオペラへ(笑)。
そうして、火曜日。午前中に行ってみるとナント! すでに会場前には長蛇の列。警備員 に聞いたら500人でもう締め切ったそう。でも、この熱狂的なファンの人たち、これから徹夜でまる2日間も並ぶことに!? 実はこのロングライン、マドンナファンだけではなかったことがあとで発覚。その日の夜、CBSもNBCもニュースでやっていました。タイトルは「ロング・ウェイト」。ホント、ロング・ウェイト・・・ホホホ(恐るべしマドンナ!)
待ちに待ったライブ当日! 22時。客電が落ちてライブがスタート。
Mの頭文字をデザインした台座に乗ってマドンナが登場。ダンサー6人を従え、煌びやかな電飾をバックに、ステッキをつき、ブラックスーツにショッキングピンクのポケットチーフで貴族風に『Candy Shop』を披露。月9ドラマ『CHANGE』の主題歌に使用されている『Miles Away』では、黒いアコースティ ック・ギターが登場し、弾き語りながらのパフォーマンス。次に聞こえてきたのは、ファースト・シングル、ジャスティン・ティン バーレイクとのデュエット曲『4 Minutes』。なんとここで、ステージにジャスティン本人が登場! 心なしかマドンナの登場のときより悲鳴に近い大きな歓声が(!?)長蛇の列の半分はジャスティンファンだったとの噂も?
東京でのシークレットライブ同様、N.Y.でも、もみくちゃにされたくない“アッパー”な観客は2階のバルコニー席から下々を見降ろす状態(東京のときは叶姉妹とか)。4曲目は再び、マドンナの演奏する、ギターでスタート。よく耳をかたむけてみれば、ローリング・ストーンズのサティスファクションだ。そのままハード・ロックにアレンジされた『Hung Up』へと続く。『Give It 2 Me』で は、今回楽曲のプロデュースも手がけている、ネプチューンズのファレル・ウィリアムがステージ上のスクリーンに登場。そして最後は『Music』で会場中をダンスフロアと化して、約1時間弱の豪華で貴重なイベントは幕を閉じました。帰りの裏口にはパパラッチ諸君もビッタリ待機してました!
マドンナ@ ローズランド・ボールルーム 30th April 2008
【セットリスト】
1.CANDY SHOP
2.MILES AWAY
3.4 MINUTES
4.HUNG UP
5.GIVE IT 2 ME
6.MUSIC
※女性自身7月1日(2358)号にて、マドンナを4ページにわたって大特集! 『Queen Of POPマドンナを大解剖』 こちらも合わせてお楽しみください♪
『HARD CANDY』
価格¥2,580(税込)
ワーナーミュージック・ジャパンより発売中