『ターミネーター サラ・コナークロニクルズ』
サマー・グロー&ブライアン・オースティン・グリーン来日インタビュー
全米で大人気中のテレビシリーズ『ターミネーター サラ・コナークロニクルズ』で主人公のジョンを守るため、未来から派遣された美少女ターミネーター、キャメロン役を演じるサマー・グロー(27)と、同じく未来から送られてきた抵抗軍兵士で、ジョンの伯父さんデレク・リース役を演じるブライアン・オースティン・グリーン(36)の二人が初来日。どんな強敵をも倒すタフなキャラクターを演じる2人に、今回は強さの秘訣を直撃してきました!
まず最初の登場はサマー・グロー。1981年7月24日生まれ、アメリカ、テキサス州出身。幼い頃からバレエ、タンゴ、フラメンコを習い、12歳からプロのバレリーナとして活躍。06’には『セレ二ティー』(日本未公開)でアメリカSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーによる最優秀助演女優賞(映画部門)を受賞。そして本作品で一躍人気者となり、また今後の活躍がとっても楽しみな期待の女優さんです。
サマー・グロー来日インタビュー
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ロミヒー この作品の中で、とても強い女性のキャラクターを演じられていますが、自身のなかでどんな風に演じようか、どの様にキャラクターを理解して演じられたのですか?
サマー この作品のオファーが来たとき、このキャメロンというキャラクターについてほんの少ししか情報がなかったの。役が決まってから、エグゼクティブプロデューサーや、スタッフと具体的なことを話し合ったわ。キャメロンは、肉体面だけでなく、人間の感情をもシミュレートすることができる、先端をいくターミネーターだから、演じるにはとても難しい役だったけど、チャレンジしてみてたくさんのことを学んだわ。
ロミヒー キャメロンはジョンを守るために、未来から派遣されたターミネーターだけど、サマー自身が、プライベートに於いて、大切に守っている物や事ってある?
サマー 私にとっては、妹たちね。2人いるんだけど、いい友達でもあるし、かけがえのない存在。妹たちのことなら何でもできるわ。
ロミヒー サマーに似て、きっと美しい妹さんたちなんでしょうね。ところで、アクションシーンも多いけど、撮影中は生傷が絶えなかったのでは?
サマー 幼いころからバレエダンサーとして厳しい練習を積んできたおかげで全然平気よ。私にとって体を鍛えることは楽しみの一つなの。今は、ヨガ、ピラティス、有酸素運動、ハイキングにハマっているのよ。
ロミヒー どうりで素敵なプロポーションを維持しているわけですね。まだ27歳という若さのサマーだけど、ハリウッド女優の仲間入りをしてみてどんな感想を持っている?
サマー 幼いころから女優になることが夢だったの。でもどうしたらいいのかわからなかった。ダンサーで奨学金を得て、プロとしてやってきたんだけど、途中で怪我をしてトゥシューズがはけなくなってしまったの。それからしばらくしてL.A.に出てきて、ダンサーをやりながらオーデションを受ける日々が続いたわ。今こうして自分が女優になって、なぜこの仕事が好きかって聞かれたら、自己表現ができるということかしら。また日常からの現実逃避もできるということかしら?他の誰かを演じることは、私にとって、癒しになるの。今はとてもラッキーで、毎日が楽しいわ。もし、仮に、今後仕事がなくなっても、こんなチャンスを与えられたことに感謝するし、十分満足だと思うけど、まだ女優という仕事が続けていけるのなら、さらに強い女性を演じていきたいわ!もっと、踊りのできる役も、いろいろと挑戦していきたい。またこうして日本に来られるようにね!
ロミヒー サマーのように、強くて素敵な女性になるためにはどうしたらいいかしら?最後にアドバイスをお願いします。
サマー う~ん?私が、上手くアドバイスできるかわからないけど、私にとってとてもよかったことは、L.A.に引っ越したとき、まわりの人から「君はこういう人だよね。こういうタイプの子だよね」って型にはめられて言われたの。隣のお姉さんタイプだとか、タフなタイプだとか、反抗的な子だとかね。でもどれも自分にピンと来るものがなかった。で、ある時「私は私でなくてはいけない、私であることが大切だ」って思った。自分に対して正直でなければいけない。オーディションでも必ず自分をしっかり持って演じれば、信憑性が伝わってたくさんの役を得ることができると信じてね。まず、自分がどういう人間なのかを正直に伝えることが何よりも大切よ!頑張って!