BON JOVI 待望の最新アルバム『THE CIRCLE』リリース!
今年でデビュー25周年目を迎え、ファン待望のオリジナル・アルバム『THE CIRCLE』をリリースしたBON JOVI。1984年の初来日以降、ライブやプロモーションなどを合わせ、来日回数20回以上を超える、すっかりの日本通の4人。今回は世界中が認めるモンスター・ロック・バンド、BON JOVIのインタビュをたっぷりお届けします!ちょっぴり昔を振り返りながら、多くを語ってくれました!
ジョン 今朝は5時に目が覚めて、ホテルの部屋の窓から外を眺めたら、ちょうど日の出が見えたんだ。おまけに富士山も。まさに“ライジング・サン”俺たちはまた、“日出づる国”に来ているんだなって実感した瞬間だったよ。
ロミヒー ちょうど大型台風20号が関東を通過して、今日は秋晴れの爽やかな陽気となりましたね!
ティコ そうだね。さくらの季節もいいけどね!
ロミヒー 何度も来日されていらっしゃるので、時差ボケだとか体調の善し悪しなんかは問題ありませんか?
ティコ 何にも感じないよ!平気さ(笑)
リッチー ZZZZ・・・・ (いびきをかいて寝たふり)
ロミヒー 25年前に初来日した頃の東京と比べて、大きく変わったと感じるところはありますか?
リッチー ‘84年に初来日した時は、まだマクドナルドくらいしかなかったのに、今ではどこに行ってもスターバックスコーヒーの看板をみる。日本も随分西洋化が進んだよね。英語を話す人も増えたし、来日するたびに、みんなオープンで益々フレンドリーになっていく気がするよ!
ブライアン 東京はいつ来てもエネルギー溢れる街だね。天気もよくて、今朝街を歩いてみたらストリートからいいエネルギーをたくさん受けたよ!まるで家に戻ってきたような気持ちにさせられたよ!
ティコ 25年前はみんな同じようなファッションで歩いているとこをみかけたけど、今はもっと自由に感じられる。
ブライアン でも変わってないのは、日本のファンの音楽に対する探求心だね。
ロミヒー 25年というのがひとつのキーワードですね。この四半世紀の間には今まで決して表には見えなかった、様々なことがあったと思います。そんな様子が初回限定盤に付いているドキュメンタリーDVD『ホエン・ウィー・ワー・ビューティフル』の中でも、大いに語られていますが、なかでももっともBON JOVIというバンドの絆が深まったと思う出来事はどんなことだったでしょうか?
リッチー ヒュ~(口笛)。4枚目のアルバム『New Jersey』をリリースした後くらいだったかな、バンド内が一時ギクシャクし、みんな離れてソロ活動なんかをしていた時期があったんだ。だけどあまりうまくいかなくてさ。5枚目のアルバム『Keep The Faith』をリリースするのに、もう一度みんなでスタジオに集まって話あったんだ。その結果マネージャーを解雇し、もう一度一からスタートしようと決めた。以来、俺たちの絆は更に深まり、世界中のスタジアム級の会場でライブが出来るロックバンドにまで成熟したんだ。
ブライアン 一言では説明できないけど、4人で一緒にいて凄く心地がいいんだよね!
ティコ 新作の『THE CIRCLE』をレコーディングしていたら、まるで16歳の時の自分たちに戻ったような気分になったんだ。楽しくて、エネルギーが溢れていて、今でもそんな気持ちになれるなんて、とっても良い状態なんだとつくづく思うよ。
ロミヒー (ここでジョンがちょっと席をはずす) ジョンのいないところお聞きするのも何ですが、ジョンは皆さんをとても信頼していて、一緒にバンドとしてやっていけていると話していました。皆さんにとって、ジョンはどんな存在なのでしょうか?
ティコ このバンドの全てだね(笑)
リッチー う~ん、フットボールで言うところの、クオーターバックといったところかな?ブラザーでもあるし、フロントマンでもあるし、しっかりとしたヴィジョンをもったやつだし、いろいろだよ!この25年の間に、俺たちそれぞれ、身内が亡くなったり離婚があったり、いろんなことが過ぎてきたけど、すべてを見守ってきたやつだから家族みたいな存在だよ。ジョンも含めてみんなが家族みたいだね!
ロミヒー ツアーについてお聞きします。世界中に、早くまたライブが観たいと願うファンが大勢待っています。前回のツアーで、「リッチーと絡みながらバイオリンを弾いていたあの綺麗な女性は一体誰?」とファンの間で話題になっていたロレンザ・ポンスさんは、今回のツアーも参加されるんでしょうか?
リッチー いいや、そんなに人気があったの?
ロミヒー はい。
リッチー でも、今回は聴いてもらってわかると思うけど、いつも以上にギターを弾いていて、俺とジョンだけじゃ間に合わないから、ツアーではボビー・バンディエラにも頑張ってもらうよ!(笑)
ロミヒー ギターと言えば、前回のツアーでは腕を折られてましたが、もう大丈夫ですか?
リッチー いや~もう大丈夫だよ!ファンのみんなをがっかりさせちゃったかな?今まで腕を折ったことなんて一度もなかったのに、生まれてはじめてジャパン・ツアーの前にやっちゃったんだ。馬鹿だよな~(笑)。ゴルフもできなかったし・・・・
ロミヒー ゴルフはティコもプレイするんですよね?日本にもたくさんのゴルフ場がありますが、行かれたりしましたか?
ティコ オフが一日でもあると、日本人のスタッフに連れていってもらったりするよ!ほら日本人プレイヤー、名前なんだっけ?リョウ・イシカワ?彼はまだ18歳?若いのにスゴイプレイヤ―だね!
ブライアン 俺はジャイアンツの試合をよく観に行くけど、ヤンキースのヒデキ・マツイのことも知っているよ!日本人選手が頑張ってるね!
リッチー OH ! YEAH!
ロミヒー 話がちょっと脱線してしまいましたが、皆さんは早くツアーに出たいとおっしゃっていますが、家で待つ家族や、友人がいても、そんな気持ちになるのはなぜでしょうか?何がそうさせるのでしょうか?
ティコ 新しいアルバムをリリースしたら、世界中のファンとシェアし、そこでエネルギーを共有することは、とても素晴らしいことだよ。俺たちはステージでプレイすることが好きなんだ。現代はコミュニケーションツールも発達しているけど、時々子供に会えなくて寂しいと思うことがあるんだ。だからさぁ~日本の誰かさん、すぐに家に帰れるテレポーテーション作ってくれよ~!
ブライアン そうしたら毎晩でも家に帰れるのになぁ~
リッチー 誰か早く作ってよ!
ロミヒー もし、実現したら大好きなラーメンもすぐに食べに来られますよね?ジョン?
ジョン リッチーの行きつけの寿司屋は、数日前に火事でなくなちゃったらしいけど、ラーメンは滞在中にも是非食べたいね。
ロミヒー では最後に『THE CIRCLE』の聴きどころを教えてください。
ジョン 前作はカントリー色の強いアルバムだったけど、今回はロックに戻ったアルバム。成熟したロックンロール・バンドになった俺たちが聴けるよ。今を反映した歌詞で、リッチーが言ってたように、ギターも炸裂している。みんなが再び集まって、何かいいポジティブなアルバムを作ろうとなって制作したんだ。ベースも甘すぎなくってリアリティ溢れるプレイをしているよ!とにかくアルバム作りは楽しかったから、それがみんなに伝わるといいな。
ロミヒー 25年はあっという間でしたか?5年後、10年後をどうみていますか?
ティコ 無理!無理!25年前だって、今日のことなんか考えていなかったし、これからのことはわからない。とにかく今を大切に生きていくことだと思っているよ!
ブライアン あと40年頑張ります!
ロミヒー ずっーと応援してます(笑)
全員 サンキュー!
【撮影:永田理恵(女性自身編集部)】
プロフィル
ぼん・じょゔぃ★
‘84年アメリカ・ニュージャージー州にて結成。ジョン・ボン・ジョヴィ(Vo)、リッチー・サンボラ(G)、デヴィッド・ブライアン(Key)、ティコ・トーレス(Dr)の4人組。世界中で1億2千万枚以上のアルバムセールスを誇り、50カ国以上で2,600回以上のコンサートを行い3,400万人以上の観客を魅了するグラミー賞受賞のロック・バンド。ファーストシングル『ウィー・ワ―ント・ボーン・トゥ・フォロ―』はファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラ―のCMソングとして、オンエア中。
アルバム
豪華BON JOVIグッズをプレゼント!
メンバー4人の直筆サインが入った超プレミアムなフォトカードを1名様、ロゴ入りオリジナルゴルフボールを5名様、ポストイット付きロゴ入りオリジナルボールペンを10名様にプレゼント致します。
■応募方法:下記をクリックし、ご応募ください。またこちら、ロミヒー・トンプソンサイトへの感想もお待ちしております!
■締め切り:2009年12月19日(土)
■当選発表:商品の発送をもってかえさせていただきます。
※クリスマスまでにお手元にお届けします!?