【動画15】認知症とケアマネ
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心優しいケアマネの西迫さんは、母が不審がらないように、と簡単な健康診断の巡回をしていて今日は、母の順番だから、と言ってくださった。
最初は、不振そうだった母も話しをするうちに、絶好調になってきた!
私にとって面白かったのは、母が、西迫さんと話しをすることで<母のこだわり>が、明確に見えてきたことだった。
1. 母は、年の割には、白髪がないと思っていること(これは、病院でも言った!)
2. 突然死を願っていること
3. ボケることを恐れていること
母は、ひたすら明るく喋り続ける。いや、正確には、繰り返し、繰り返し喋るのである。
どうやら、自分の年を聞かれると=白髪がない、と反応して答えることも分かった。その年も、何故か1歳だけ若くサバを読むことも。初対面の西迫さんに対して、本音トークの炸裂で、撮影している私を圧倒する。
母のこの明るさが、救いと言えば、救いなのだが、同時にカメラを通して私に見えてくる母は、かなり切なかった・・・
明るくて、切ない ー この映画の作風になるんだろうか。
ドキュメンタリー映像作家 関口祐加 最新作 『此岸
彼岸』一覧