吉祥寺「アムリタ食堂」 アジアなカフェで本格タイ料理を!

今回は、吉祥寺にあるタイ料理店「アムリタ食堂」です。

ありそうで意外とない、センスのいいアジアンリゾート感がかわいい!ありそうで意外とない、センスのいいアジアンリゾート感がかわいい!

“食堂”といいつつも、店内はバリやホアヒンなどのアジアンリゾートを思わせるおしゃれなカフェの
ような雰囲気。リゾートならではのゆったりとした時間の流れを感じさせてくれる店内は、ついつい長居したくなる居心地の良さです♪

店内はカフェ風ですが、料理は基本に忠実なしっかりとしたタイ料理。現地の屋台や食堂で働いていそうな2人のタイ人女性が、厨房を切り盛りしています。
オープンキッチンになっているので、料理人たちが働く姿やガイヤーン(タイの鶏焼き)をグリルしているところなどが見えて、まるでタイの屋台にいるみたい
な気分になれるところも楽しい!

 

味噌のようなディップにつけて食べる「パクトム」

前菜におすすめなのが、ゆで野菜を“ナム・プリック”と呼ばれるタイ料理には欠かせない味噌のようなディップにつけて食べる「パクトム」。
味噌には小エビを発酵させて作る“ガピ”という調味料
を使っているので独特の風味とコクがあり、野菜がどんどん食べられちゃいます!

タイでは生野菜や揚げ野菜と食べることも。
日本ではまだあまりなじみがないメニューですが、甘みとコクがあ
りピリッと辛いディップは日本人の口にも合うので、ぜひお試しを。

パクトム580円(手前)とカイチアオ・サイパク800円。
パクトム580円(手前)とカイチアオ・サイパク800円。

ナムトックコームー

ナムトックコームー730円とカオニャオ350円。ナムトックコームー730円とカオニャオ350円。

甘みのある脂がたっぷりのったジューシィーなトントロを炙り、ハーブや唐辛子と和えてさっぱり食べる「ナムトックコームー」は、バン
コクでも人気のあるイサーン(タイ東北部)料理のひとつ。
炒ったお米を細かく砕いたものが入っているため、香ばしい香りが口の中に広がります。カオニャオ
(もち米)とも合いますが、ビールとの相性もバツグン!

 

オリジナルタイスイーツ

女性好みのスイーツが充実しているところも、このお店の魅力のひとつ。ベーシックなタイ料理が中心ながら、デザートはタイスイーツにひと工夫を加えたオリジナリティのあるものばかり。
しかも、どのスイーツも人気カフェにも劣らないレベルの高さ。スイーツ目当てでも満足できるレベルのものを出してくれるタイ料理店は東京ではまだ少ないので、かなり貴重な存在です!
季節限定のスイーツなどもあるので、ショッピングの合間にカフェとして利用するのもおすすめですよ。

かぼちゃのニムニムブリュレ630円。かぼちゃのニムニムブリュレ630円。

ロッティ・アムリタオリジナルクレープ630円。
ロッティ・アムリタオリジナルクレープ630円。

<データ>
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-12 1F
TEL:0422-23-1112
営業時間:12:00~23:00
無休
アクセス:JR線ほか吉祥寺より徒歩5分
http://www.cafeamrita.jp/

 

文/タイ料理ライター 白石路以)

白石路以プロフィール

タイ美人の美しさの秘密は食にあり。野菜と自然の風味を生かした タイ料理は、現代人に一番不足している栄養とミネラル、そして”優しさ” にあふれている。タイ料理に詳しいライター・白石路以がお届けする”タイ= おいしさの秘密”をお楽しみください。

 

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