X JAPAN YOSHIKI アメリカのLA TIMES紙がYOSHIKIをピックアップ!「U2やビートルズのよう」と紹介。
先月の7月25日付け(アメリカ現地)のアメリカの大手新聞の「ロサンゼルスタイムズ」が、エンタテイメントのトップページに、「AMERICA,MEET YOSHIKI」というタイトルで、X JAPANのリーダーYOSHIKIの特集記事を大きく掲載!
8月6日~8日までシカゴで開催されるアメリカ最大のロックフェスティバル「ロラパルーザ」でのアメリカライブデビューを控え、さらには日本人初のメインステージに立つX JAPANへの注目は高まっているようだ。
紙面では、YOSHIKIを「日本でもっとも偉大なロックスター」と紹介し、今年1月にハリウッドの「ハリウッドハイランド」で行われたPV撮影の規模や華やかさを次のように述べている。
「8000人のファンが叫び、ハリウッド&ハイランドの建物を囲む。上空にはヘリコプターが飛び回る中、羽毛のような髪をなびかせたバンドのメンバーたちは、屋上の特設ステージへ登り、新曲の撮影を始める。
ギターは叫びドラマは響く。炎の柱があがる。ハリウッ通りは6時間以上封鎖、花火も上がった。そんな華やかで大掛かりなステージであのU2やビートルズのようにビルの上でロックを響かせたのである」
高校の親友だったボーカルのToshIとX の結成時代から、初期のころ全てのレーベルに拒絶され、評論家の毒舌の的にされていた経緯にもふれ、「いろいろな規制があった。X は見た目がクレージーだ。演奏などできるはずがないと。だからオレはその批判の全てを覆したんだ」。
そしてXJAPANが原点となり、ビジュアル系が誕生し、アルバム・シングル・DVDなど総数3千万以上のセールスと、5万5千人の東京ドームを18回満席にした最大のロックバンドへと成長したことを紹介。
またYOSHIKIについて、「ロックスターであり企業家であり、YOSHIKI Visaカードや、ハローキティーの初の人型モデル『YOSHIKITTY』など数多くの商品のイメージモデルとなっている」とも語り、アニメ映画のサウンドトラックを複数手がけたことから、 YOSHIKIが、UKのBonoと同じ存在だといわれながら、今月ロスで行われたアニメエキスポに現れた」と説明。
ノースハリウッドにある彼のスタジオで行われたインタビューでYOSHIKI本人は、
『(1月のPV撮影について)涙が出そうだった。感動的でした。先へ進む自信を得ることができました。アメリカツアーを行い、アメリカでアルバムをリリースしたくなりました。現在。8~9割の歌詞が英語で収録されるアルバムを創るプロジェクトも進行中』と意欲を見せている。さらに、彼は
『(X JAPANメンバー)彼らは、(アメリカ進出について熱意が)あるメンバーとないメンバーがいる。みんなと一緒でも、一人きりでも(俺は)やるつもりだと伝えた。
俺についてくるか、付いてこないのか?』と、非常に聞きにくい質問をメンバーに投げかけた思いでを明かしている。
紙面は続いて、渡米後、YOSHIKIが築きあげた、アメリカ音楽界の大物との交流により、得てきた信用をあげて、実際にYOSHIKIと親交のある、 Recording Academy会長 Neil Portnow氏が「彼はファンベースの作り方を知っている。彼の組織力と起業家としての考えは非常に洗練されており、アメリカで暮らし、この国の仕組みを体験できている。これを通してアメリカ市場では彼は有利な立場にいるかもしれない」というコメントを寄せている。
またYOSHIKIのミュージックビデオの主演として、アメリカンコミックの「スパイダーマン」「X-メン」の原作者である84歳のスタン・リー氏を起用。
リー氏とも今ではすっかり仲良くなり、リー氏は「ショーで手を貸してもらいたい。彼は東洋の音楽界の著名人であり、クラシック音楽もしっかり学んだピアニストである。YOSHIKIは、僕のPow! Entertainmentが企画する『Cirque du Soleil』の壮大なショーの音楽を作るには最高の人物だと感じた」と絶賛したという。
記事の最後、YOSHIKIのこんな言葉で締めくくっている。
『日本のマネージメントではアメリカや海外では絶対成功できないっていう人が多い。だが、そう言われるともっとやりたくなる。人は月に行くのは無理だと言う。俺は月に行きたいんだ! その“月”というのがアメリカの市場なんだ』
不可能を可能にするために、常に壁をぶち破ってきたYOSHIKI。
バンドとしてX JAPANが原点回帰した今、「月」も手が届く距離に来ているのではないだろうか!!