GAWKER
つい先日、意中の女性にフラれた腹いせに、靴のなかに猛毒のフッ化水素酸を塗った男が殺人未遂容疑で逮捕されて日本中を震撼させたが、遠くメキシコの地でも女性の足には危険がいっぱいだ。
GAWKERによると2月上旬、メキシコのサンタフェで靴のセールスマンをしていたダニエル・アナーヤが、以前交際していた女性のつま先を噛み、骨に達するほどの大けがを負わせて逮捕された。これだけでも驚きだが、アナーヤはなんと昨年11月にも彼女の足の親指に噛み付いており、これが原因で2人は別れたという。前回は目撃者が法廷に来なかったために男への訴えは棄却され、措置は女性への接近禁止命令にとどまっていた。しかし、接近禁止と引っ越しだけでは、アナーヤの執着と狂気は止めることができなかったらしい。
伝えられるところによると、この2月、アナーヤはアルバカーキにある女性の新居の前に現れるや大声で叫びながら中に押し入り女性に飛びかかった。そしてまたしても親指に噛み付き、その後あろうことか葉巻カッターを取り出して親指を切断しようとしていたというのだ。
令状には、「アナーヤはかつての交際女性にまたがり、靴と靴下を脱がせ、口の中に彼女のつま先を入れていた」とある。彼女もそばにあったフォークを手に取り、アナーヤの背中や首に繰り返し突き立て応戦。しかし、頑強なアナーヤにとっては蚊に刺される程度の刺激に過ぎなかったため、彼女はフォークを捨て、目をえぐり出すようにひっかき始めたという。この傷はアナーヤのマグショットでもはっきり見ることができるが、かなり深い。アナーヤは逃げだして、サンタフェに戻り、病院で治療を受けようとしたところを逮捕された。
サンタフェ警察のスポークスマンは「奇怪な事件です」とコメント。彼女への異常な愛なのか、行きすぎた足フェチなのか……真相は今後、法廷で明らかになっていくだろう。