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Daily Mirror

主演最新作『ワールド・ウォー
Z』で、900万ポンド(約13億円)もの出演料を受け取ったブラッド・ピット。謎のウイルスにより凶暴なゾンビと化した人間の脅威から世界を救うために
奔走する元国連のエージェントを演じているが、一部のみボディダブルを用いていたことがわかった。スコットランド人のデヴィッド・パターソン(26)とい
う名のスタントマンが撮影時の内情を英Daily Mirror紙に語った。

パターソンは朝6時から18時間拘束されていたという。そして決してブラッド・ピットとは話すな、と釘を刺されたとか。

「僕はその日、基本的にブラッドになりきらなくてはいけませんでした。彼がスクリーンで行うことすべてをコピーしたんです。ブラッドはずっとすぐそばにいまし
た。その時点で撮影に入ってもう数ヶ月も経っていたので、きっときつい現場だったんでしょうね。仕事が終わると、80ポンド(約12000円)もらいまし
た。お金のことをどうこう言うつもりはありません。貴重な経験をさせてもらえて嬉しかったですよ」

と、殊勝なことを言いつつも、パターソンはこう続けた。

「映画のプレミアには呼んでもらえませんでしたけどね。でも、こういうことを頼まれたら、いやだとは言えないでしょう?
まあ、VIPパスみたいなものももらえなかったし、映画もまだ見ていません。僕は80ポンドだけもらって現場を後にしたんです。スターのサインも、VIP
待遇もなく、ね」

パターソンは「経験のために引き受けた」と強調するが、その待遇にはちょっと物申したい、という気持ちがあるのだろう。ただ、少し望みが高すぎるような気もする。

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