Miley Cyrus / Instagra
マイリー・サイラスは自身もトラブルメーカーだが、常に周辺も騒がしい。先週、彼女の楽屋に忍び込んだファンが逮捕されるという事件が起こった。
タッカー・サルヴェンセン(18)は、ネブラスカ州オマハにあるクエスト・センター・オマハで行われたサイラスのライヴ中、バックステージに不法侵入。楽屋に忍び込み、彼女への狂おしいほどの愛を綴ったラブレターを残して去ったという。電話番号とTwitterのアカウントも付記してあったそのメッセージの内容は以下の通り。
「あなたに会うためにこっそりやってきました。あなたは僕を助けてくれました。ひどく傷ついていたとき、あなたの音楽が僕の探していた答えを全て与えてくれたんです。マイリー、愛しています! どうかあなたに会わせてください」
10代ならではのまっすぐな愛に少し感動してしまうが、不法侵入は立派な犯罪。サルヴェンセンは取り調べに対し、ツアートラックのドライバーからVIPパスをもらい、これがあれば建物中どこへでも行けると思った、と話しているという。また、KETV NewsWatch 7によると楽屋へ向かう途中で数人のスタッフとすれ違ったが、誰も不審に思う者はなく、引き留められて質問されることもなかったとか。クエスト・センター・オマハの支配人は、トラックドライバーが持っていたVIPパスは特定のエリアのみ立ち入りを許可するもので、そこに楽屋のあるエリアは含まれない、と警察に語っている。
サルヴェンセンは逮捕されてしまったためこの日のライヴを見ることは出来なかったが、来月分のチケットを既に購入しているという。先日はファンの男子高校生に「プロムへ来て欲しい」と懇願され、出席はできないけれど、と自身のライヴへ招待したというサイラス。サルヴェンセンにも何かスペシャルな対応を考えているのだろうか。