NY Daily News
「安らかに眠らせろ!」と天国から怒鳴り声が聞こえてきそうだ。
2006年にこの世を去った伝説のシンガー、ジェームス・ブラウン。彼の遺体はこれまでになんと14回も掘り起こされているという。その理由は巨額の遺産をめぐるトラブルだ。
このたび、4番目の妻トミ・ライの息子がブラウンの血を引いているか否かを確かめるため、裁判所がブラウンの脚を切断してDNA鑑定することを要求したという。彼女は涙ながらに「遺体には防腐処理がしてあるから、通常のDNA鑑定はできないそうなんです。だから、骨髄を採取するために、脚を切り落とさなければならないと言われて……。世界で最も偉大なダンサーだった夫が、死んでから脚を切られてしまうと知って号泣しました」と語った。
ブラウンは生前、4回の結婚をし、子供を9人もうけた。約110億円にも上る遺産の半分は慈善事業へ寄付され、25%をトミ・ライとその息子(ジェームズ Jr.)が、残りの25%は成人している6人の子供たちが相続することになっていたが、ブラウンが遺言書にサインしたのはジェームズ Jr.が誕生する10カ月前(トミ・ライと結婚する1年前)であることから、遺産相続の権利はないと他の遺族が訴訟を起こした。また、謀殺疑惑も飛び出すなどして未だ解決には至っていない。
ブラウンは生前、4回の結婚をし、子供を9人もうけた。約110億円にも上る遺産の半分は慈善事業へ寄付され、25%をトミ・ライとその息子(ジェームズ Jr.)が、残りの25%は成人している6人の子供たちが相続することになっていたが、ブラウンが遺言書にサインしたのはジェームズ Jr.が誕生する10カ月前(トミ・ライと結婚する1年前)であることから、遺産相続の権利はないと他の遺族が訴訟を起こした。また、謀殺疑惑も飛び出すなどして未だ解決には至っていない。