7月末に投稿されたグレイソンと子供達の自撮り写真
Josh Gracin / Twitter
「アメリカン・アイドル」シーズン2のファイナリストで、第4位まで残ったジョシュ・グレイソンが米国時間14日、自殺をほのめかすメッセージをFacebookに書き込み、大騒動となった。
「僕は彼女を17年間愛してきた。僕は間違いを犯し、それを認め、彼女に真実を打ち明けた。彼女は僕に背を向けた。いちばん助けが必要なときに。僕は君たち全員を愛している。君たちはこの世で最も素晴らしい贈り物をくれた。音楽に全てを捧げた1人として僕のことを覚えていてほしい……僕の家族のために祈ってくれ。僕がいなくても大丈夫なように。さようなら」
「彼女」とは妻のことであり、「君たち」はファンであると見られる。
このアップデートの直後、ファンや友人から安否を気遣う書き込みが殺到、中には「電話に出てくれ!」という切羽詰まったものもあった。通報を受けた警察が自宅に急行したが、そこにグレイソンの姿はなかった。
その日の夜、Facebookに「皆さん、今日は本当にごめんなさい。僕は元気です」というメッセージが書き込まれた。現在はこの書き込みと“遺書”は削除されており、グレイソンのマネージャーがTwitterとFacebookに「みなさん、ご心配ありがとうございます。ジョシュは無事で、今は家族と共にいます。必ず経過をお知らせします」と声明を発表している。
夫婦問題で悩んだ末に、自殺を決意したものの思いとどまったということなのだろうか。ファンからは安堵の声と応援メッセージが続々とFacebookページに書き込まれている。