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出馬を表明したときに誰もが泡沫候補と断じた不動産王ドナルド・トランプは、今や共和党候補のトップランナーだ。ムスリム排除宣言や、メキシコ国境に壁を作るなどの発言で、保守派を中心に熱狂的な支持を集める一方、広く憎悪と軽蔑を買ってしまってもいる。そんなアンチ・トランプ派が少々やり過ぎとも言えるいたずらを起こしたことがSNSで話題となっている。
この週末、ニューヨークのセントラルパークに突如墓石が出現した。墓碑名は「トランプ ドナルド・J 1946〜」。氏は存命であるため、死去年は空欄だ。そして選挙スローガンである「Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国に)」をもじり、「Made America Hate Again(またしてもアメリカを憎むべき国にした)」という言葉が刻まれている。
この墓石を発見し、Instagramでシェアした男性によると、紙や発砲スチロールなどのイミテーションではなく石で出来ており、とても一人では動かせないほどの重量であったという。誰が設置したのかは公園管理者も把握できておらず、ひとまずゴルフカートに載せて撤去したとか。