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写真はMANSION GLOBALのスクリーンショットです

ドナルド・トランプが大統領に就任してから約2カ月。ホワイトハウスに居を構えるまで、大統領一家がメインの住居としていたニューヨークのトランプ・タワーは、過剰なまでに厳戒な警備が敷かれたり、反トランプ派のデモ隊が集まったりと益々注目を浴びている。そんなトランプ・タワーのアパートメントの一室に、トランプ大統領誕生後、初めての空き室が出た。

 

階数は不明だが、写真では窓の外に建物が写り込んでいるため、それほど高層階ではないようだ。間取りは1LDKで、気になるお値段は219万ドル(約2億5200万円)だ。不動産情報サイト「MANSION GLOBAL」によると、売り主はジュリア・コーガンという女性。ウクライナのオデッサに本社を置く海運大手カールバイ・グループの共同創業者ボリス・コーガンの家族とみられる。

 

カールバイは、主にロシアの武器や軍装備を世界各国に運搬している。一般貨物やロケットも扱っており、顧客には、米海軍やNASAも含まれるという。ボリス・コーガンはロシア国営の産業コーンソーシアムが出資する「RT Logistika」という企業の取締役も務めており、彼の同僚にはロシアの軍当局者の大物が名を連ねている。中には、プーチン大統領の側近も含まれているという。

 

ちなみに、ジュリア・コーガンが2012年にこの部屋を購入したときの価格は195万ドル(2億2500万円)だったそうだ。

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