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スティーブン・キング原作のホラー映画『IT』がリメイクされ、9月8日に北米で公開される。映画館チェーンを運営するALAMOは、公開日翌日の9日、ドレスコードを「ピエロ姿」とした上映会を開催することを発表し、往年の『IT』ファンが悲鳴を上げている。
メイン州デリーで起こる子どもの連続失踪事件の裏に、1人のピエロの存在が浮かび上がる。「ペニーワイズ」と名乗るこのピエロのおぞましい悪意が、主人公たちを恐怖のどん底に叩き落とす――。『IT』を読んでピエロがトラウマになってしまったという人は少なくないだろう。
ALAMOは上映会開催にあたり、公式サイトに以下のような注意書きを掲載した。
「この特別な上映会に参加したい方は、必ずピエロの格好でお越し下さい。17:30からはプレ・パーティを行い、ピエロのフェイスペインティングサービスや、フォトブース、抽選会、その他恐ろしいお楽しみをご用意しています。あなただけのベストなペニーワイズコスプレで、一緒に浮かんじゃおう」
Twitterでは、「ないないないない」「お願いだからやめて!」「絶対無理。怖すぎる」「この映画と観客、どっちが怖いかな……」とピエロ恐怖症の人々が震える一方で、「ハリケーン・ハーヴェイでも、俺がこれに参加するのを止められないぜ!」「僕がアップを始めました」と、やる気を漲らせているファンもいる。当日、劇場はどんな地獄絵図と化すのだろうか。続報を待たれたい。
日本では、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』という邦題で11月3日に公開される。監督は『MAMA』のアンディ・ムスキエティ、ペニーワイズ役はスウェーデン人俳優ビル・スカルスガルドが務める。